にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

にんじん道具箱「ルアン株式会社・スーパーミリオンヘア―」

円形脱毛症になったときに欠かせないのがスーパーミリオンヘアーです。 円形脱毛症は軽症から重症まで、どこをとっても「見た目」が気になるもの。髪の毛が部分的になくなるだけでも、本人からすると臓器を失ったぐらいに深刻に感じます。ところが周りの人間…

にんじん道具箱「山善・折り畳み収納スツール」

一人暮らしで困ることのひとつが「収納」だと思います。 詰めようと思えば詰められる! ……のですが、収納するための道具も含め、あまり多くはなってほしくないものです。できれば押し入れや部屋はスッキリしておきたいというときに思いつくのが、この収納ス…

にんじんと読む「伝記を読もう 南方熊楠」

南方熊楠は1867年、現在の和歌山県の商家・六人兄弟の三番目に生まれた。 本を求めても買ってはもらえず、友達に借りては写本を作り内容をすべて覚えてしまった。八歳の頃、全百五巻もある百科事典をすべて写し取り、博物学五十二巻、新聞なども写していた。…

にんじんと読む「地球博物学大図鑑」

にんじんたちは「地球」という一個の単位に対するものとして「宇宙」という言い方をすることが多い。しかし実際には、地球はいくつもの層に分かれており、それぞれに影響を及ぼしている。太陽からこれこれの影響を受けるという話をするときは、自分たちの真…

暗記の効用(日記)

2022.09.14記 「暗記は大事だ」ということがひとつの意見となってしまうほど、暗記は軽視されているが、おぼえなければなにもはじまらない。図鑑に載っているものの名前を覚えてみたり、『菜根譚』で自分が重要だと思う人生訓を拾ってみたり、小説で見つけた…

にんじん映像庫「メイドインアビス」

巨大な縦穴「アビス」の底にいるはずの母とあるはずの自分の秘密を求める二人の物語。地上への帰還は深度に比例して””アビスの呪い””と呼ばれる身体異常あるいは死が起きる。だが上昇などなくても単に地上の街から離れるほどにアビスの環境の厳しさから多く…

(読書メモ)おしゃべりな脳

おしゃべりな脳の研究――内言・聴声・対話的思考 作者:チャールズ・ファニーハフ みすず書房 Amazon 翻訳本にありがちな、各章冒頭はかならずよく知らんやつのエピソードを挟む形式のために、なんだか読む気が起きないのだが、「内言」という、いわゆる頭のな…

【資格】登録販売者①

医薬品概論 医薬品に共通する特性と基本的な知識 医薬品は人体に取り込まれて効果を発現させるものである。しかし人体には異物であり、その作用のすべては解明されていない。有益な効果(薬効)をもたらすものもあれば、好ましくない反応(副作用)もある。…

にんじんの書棚「猫に学ぶ いかに良く生きるか FELINE PHILOSOPHY Cats and Meaning of Life」

恐怖に追い立てられてできた宗教、そして哲学。ヨーロッパ哲学の三大潮流、エピクロス派は「病後療養所」のような雑音を一切許さない心休まる静寂だけが支配する「神経衰弱的幸福」に論じ、ストア派は合理的秩序を見出し宇宙と一体であることを認識し救われ…

(メモ)考えごと

「生命体はいろいろなものを分節化している。分節化はコトバ以前にも行われているし、言語的なものは非言語的なものをもとにしている。非言語的なところで分節化以前のものと出会っている。それはなにも分節化されていないので、区切りのない世界である」 そ…

(メモ)志向的体験の区別

志向的体験が対象に関わる仕方を、フッサールは「質料」と「性質」に分ける。たとえば””イェナの勝者””はナポレオンという質料を持つ。一方、判断や疑問、願望など、いわゆる話法によって言い表されるような対象との関わり方のちがいを性質という。どんな志…

(メモ)代表としての、ノエマ的意味

サイコロはすべての面を同時に見ることはできない。しかしたとえば「4」「5」「6」という面が見えていれば、それを「サイコロ」として捉えられる。この一側面を現出といい、それがサイコロという現出者を捕まえるのである。現出者は現出を必ず伴い、現出…

親の背中(日記)

2022.08.23記 子どもは親の背中を見て育つ。たしかに。親というのは育ての親のことだ。 その育ての親(=生みの親)がたまに「ちゃんと育ててきたつもりなんだけどなあ」と冗談で言う。「そんな思うように育てられるわけがないじゃん」といろいろ会話がある…

にんじんと読む「進化と人間行動」 第一章

第一章 人間の本性の探究 ヒトは生物である。つまり進化の産物である。 だがすべてが遺伝子によって説明されるわけではない。「種子が発芽するためにも環境が必要で、環境があっても種子がなければ発芽しない」ということは、遺伝と環境の対立にほとんど答え…

にんじんと読む論文「フッサール現象学における認識と真理の問題」

library.bliss.chubu.ac.jp 自然的態度と現象学的態度 世界が存在するということを自明とする態度における「認識論」は、主観と客観のあいだの関係によって語られるだろう。主観が客観を捉える仕方を説明するならばそれは《写像論》にならざるを得ない。すな…