にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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読書

にんじんと読む「恋愛なんかやめておけ(松田道雄)」🥕

恋愛ってなんだ 著者はまず「恋愛」と、それと繋がりがある「性」に対する人々の反応のちがいを指摘する。恋愛はきれいなものだが、性はきたないものだ。つまり誰も話したがらない。 いったい「性」ってなんだろう。 恋愛なんかやめておけ (朝日文庫) この答…

にんじんと読む「知っておきたい日本の名字」🥕

今回の本はこれ。 日本の名字 作者:森岡浩 発売日: 2015/03/04 メディア: 単行本(ソフトカバー) 邪馬台国の頃、つまり中国の歴史書に記されている日本人外交官の名前は『難升米(なしめ)』『都市牛理(としごり)』であり、姓はなかったようです。しかし…

にんじんと読む「ハッピーエイジング(佐藤信紘)」🥕

この本では『老化』について考えています。 ハッピーエイジング リズミカルに生きると体は老いない ハッピーエイジング リズミカルに生きると体は老いない 作者:佐藤 信紘 発売日: 2020/11/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) そうとはいえ、エイジングし…

にんじんと読む「ストレス「善玉」論(中沢正夫)」🥕

今回読んだのはこの本です。 ストレス「善玉」論 (岩波現代文庫) ストレス「善玉」論 (岩波現代文庫) 作者:中沢 正夫 発売日: 2008/02/15 メディア: 文庫 社会というものは本当にわずらわしい。 もし誰もいない山のなかで転んでも「イテテ」で済むのに、町で…

(メモ)日本の古代史

列島の古代 【縄文時代】 第四紀更新世・氷河期:海面低下により日本列島が大陸と地続きに。北や南からマンモスやナウマン象、ホモ・サピエンスが移動してくる。 完新世(約一万年前):海面が上昇し、現在の姿に。 氷河時代が終わり完新世に入ると、環境変…

にんじんと読む「今こそ学ぼう地理の基本」🥕

(地理学における五概念)位置・分布、場所、地人相関、空間的相互依存作用、地域。①その事象がどこにあるか、空間的にどのように広がっているか。位置の規則性や分布パターンから、事象の一般的共通性をみる。②場所の自然的、社会的特性。地方的特殊性をみ…

にんじんと読む「分類という思想(池田清彦)」🥕 第二章(おわり)

第二章 何をどう分類するのか 客観的な分類方法を求めて。でもそんな方法なんてあるのか? これについては一つの神話がある。すなわち「事物を分類するには、自然の秩序に従うのが最も合理的である」という神話である。 役に立つ・役に立たないといった分類…

(メモ)楽器・ピアノのこと

フィレンツェの宮廷音楽家でメディチ家お抱えの楽器製造者バルトロメオ・クリストフォリ(1655-1731)が1709年に作った「ピアノ(弱音)とフォルテ(強音)が出せる大型チェンバロ)=「ピアノフォルテ」が、私たちの知るピアノの発明となりました。単にピア…

にんじんと読む「分類という思想(池田清彦)」🥕 第一章

第一章 名づけることと分類 なんであれ、何かを分けるためには、何かになまえをつける必要がある。(略)従って分類と、なまえあるいはコトバは不可分の関係にある。 分類という思想 (新潮選書) だからまずは「なまえ」について書く。丸山圭三郎『文化のフェ…

にんじんと読む「人類最古の哲学(中沢新一・カイエ・ソバージュ一巻)」🥕 はじまりの哲学

はじまりの哲学 神話は人間が最初に考え出した、最古の哲学です。 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1) (講談社選書メチエ) 神話は『幼稚で、非合理的で、非科学的で、遅れた世界観をしめしているもの』ではありません。学校教育で教えるのはせいぜい今か…

にんじんと読む「縄文人に学ぶ(上田篤)」🥕 少しだけ

日本列島にホモ・サピエンスが居つきはじめた頃は氷河時代末期、気候が激しく寒暖を繰り返す頃であった。氷河時代が終わり完新世に入ると日本列島の温暖化がはじまったが、このとき日本中で一斉に「竪穴住居」が作られた。著者はこれを『温暖化にともなって…

にんじんと読む「縄文人の文化力(小林達雄)」🥕

日本列島に人々が移住してきたのはおよそ2万年前。この頃はまだ更新世、氷河時代であった。氷河時代が終わり、完新世に至ったのが約1万3000年前。これを境に旧石器時代と縄文時代に別れるのである。 日本列島にいた人々は農耕や牧畜ではなく、まず土器を作り…

にんじんと読む「サピエンス異変(ヴァイバー・クリガン=リード)」🥕 紀元前3万年~西暦1700年

紀元前3万年~西暦1700年 定住の文化がいつ頃から始まったのかは定かではない。狩猟採集社会から農耕社会への転換を「農業革命」と呼んだのはアルビン・トフラーであるが( 第三の波 (中公文庫 M 178-3))、この革命は一時に起きたものではなく、各地で次第…

にんじんと読む「神社のことがよくわかる本(外山晴彦)」🥕

第一章 神社の発祥とその経緯 第二章 祀られる神々の系譜 第三章 神社の見方 「要約」ではなく、「にんじんと読む」ですのでご注意ください。 第一章 神社の発祥とその経緯 自然崇拝・祖霊信仰。古代からのこうした信仰が神社の基本です。たとえば「山」「森…

にんじんと(ちょっと)読む「おいしさの科学(佐藤成美)」🥕

思いがけず短くなったので「(ちょっと)」とつけた。 甘味・塩味・うま味の三つが好まれ、酸味や苦味は好まれずらい。なにがおいしいかというのはこれを基本(生物的条件)にして、経験的に定まっていくことで、生涯通じて変わっていくものだろうと想像され…

にんじんと読む「法華経とは何か(植木雅俊)」🥕 ②

釈尊は絶対者や、生きた神ではなく、一人の人間だった。 だが釈尊の神格化そして教団の権威主義化は百年後には確実なものになった。これまでは釈尊のことを気軽に「ゴータマ」や「君」と呼んでいたのだが、そのように呼んでは長期間にわかって不利益なことと…

にんじんと読む「食の歴史 人類はこれまで何を食べてきたのか(ジャック・アタリ)」🥕

はじめに 人は胎児のころからなにかを食べているし、生まれてからもなにかを食べる。そうして食べることはたいてい話をすることと結びついていた。「食」というものには生命を維持する以上の役割があり、他者・自然・動物との関係を定めるのはまさにこの「食…

にんじんと読む「バカの研究(ジャン=フランソワ・マルミオン)」🥕 バカと知性

知性が高いバカ 知性とバカの関係はどのようなものだろうか。バカは知性の欠如なのか。しかし、どれだけお勉強してもバカなことをするやつはいる。 知能検査にはいろいろあるが、まず第一に「アルゴリズム的知性」をはかるもの。これは物事の意味を理解した…

にんじんと読む「バカの研究(ジャン=フランソワ・マルミオン)」🥕 はじめに+特徴

はじめに バカについての科学研究(バカの特徴) はじめに 「疑いは人を狂わせ、確信は人をバカにする」。 バカはわたしたちより物知りだ。わたしたちがどう考え、どう感じ、何をすべきか、誰に投票すべきかさえ知っているらしい。わたしたちがどういう人間…

にんじんと読む「法華経とは何か(植木雅俊)」🥕 ①

『法華経』成立まで 釈尊は紀元前463年ー紀元前383年に在世していた。釈尊と直弟子から成る教団から釈尊入滅後教団分裂までを原始仏教の時代という。紀元前三世紀頃(-268~-232)、インド亜大陸をほぼ統一していたアショーカ王は現在のスリランカに仏教を伝…

にんじんと読む「最先端研究で導きだされた考えすぎない人の考え方」🥕 

第一章 考えすぎる理由・考えない方法 第二章 行動を最適化する 第三章 不安から「冷静」へ 第四章 最高に集中する 第五章 態度だけはポジティブである理由 第六章 脳、体、心のつながり 第一章 考えすぎる理由・考えない方法 考えずにまず始めよ。やる気は…

にんじんと読む「超越と実存(南直哉)」🥕 ①~⑥

ゴータマ・ブッダ アビダルマ、般若経典、華厳経典の思想 法華経、浄土経典、密教経典の思想 竜樹と無着・世親の思想 中国仏教の思想 空海と空海以前 ゴータマ・ブッダ なぜ人間は生老病死という問題に苦しまねばならないのか。この問いに関してブッダは「自…

にんじんと読む「老荘思想と仏・道二教(森三樹三郎)」🥕

老荘、つまり道家は神の存在を信じず、祭祀や祈祷とは無縁であり、教団組織といったものはまったく持たなかった。つまり道家は哲学であり、宗教ではない。ゆえに仏教や道教とは種類の異なるものなのであるが、道家がこの二つに与えた影響は大きい。 老荘思想…

にんじんと読む「人間の経済1(カール・ポランニー)」🥕 第一章

第一章 経済主義の誤謬 市場志向の精神が流布してきた誤謬とはなにか。そしてその誤謬が一般の考え方に広く影響を与えてきたのはなぜか―――これを明らかにするのがこの章の課題である。しかしこの課題はちょっとわかりづらいかもしれない。なにしろ、私たちは…

にんじんと読む「老荘思想――中国的世界観(森三樹三郎)」🥕

長谷川如是閑の『老子』 長谷川如是閑が書いた『老子』は、老子解釈の原点をおさえている点で注目に値する。 老子とはそもそも実在が疑われるものであるが、明らかなことは、それが儒家・孔子の思想に対するアンチテーゼとして成立しているということである…

にんじんと読む「僕らはそれに抵抗できない(アダム・オルター)」🥕

われわれは依存症というものを自分とは関係のない、特殊な人間だけが抱える症状だと思っている。しかしたとえばスマホを手に取る回数や使う時間は年々増えているし、しかも当人はそれらを半分以下に見積もっている。一日のうちどれぐらいスマホを操作するか…

インターネットが奪うもの

ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること ネットのバカ(新潮新書) ウェブに夢見るバカ ―ネットで頭がいっぱいの人のための96章― インターネットが奪うもの まえがき 脳には可塑性はあるが、弾力性はない 知的テクノロジーは私たちを「…

【メモ】明治20年代の愛

男たち/女たちの恋愛: 近代日本の「自己」とジェンダー 恋愛なんかやめておけ (朝日文庫) 倒幕・明治維新によってそれまでの身分制度が揺らぎ、「自己」「我」といったものの位置が揺らいだ人々は最初、「国家の独立」という大きな物語を自分たちの生き方の…

にんじんと読む「老子・荘子(森三樹三郎)」🥕 ①~⑤

老子 (講談社学術文庫) 老子・荘子 (講談社学術文庫) 荘子 第一冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1) 老荘の思想 老荘の生きた戦国時代 理想郷の農村共同体と無為自然の政治 老子の人生哲学 道と無の形而上学 荘子の思想 万物斉同の思想 老荘の思想 老荘の生きた戦国…

つながらない生活(インターネットのこと)

つながらない生活 ― 「ネット世間」との距離のとり方 ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版) つながらない生活 スマートフォンを持っているといつも誰かが肩を叩い…