にんじんブログ

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≪解説≫公的年金:国民年金の給付① 老齢基礎年金

 公的年金の解説記事。今回は国民年金の給付(老齢基礎年金)についてのお話です。

 『公的年金:全体像』は前記事

carrot-lanthanum0812.hatenablog.com

 

 

 国民年金の給付

 年金には三つの「力」があります。

  1.  老齢給付 ・・・ 年取ってからもらうTHE年金
  2.  障害給付 ・・・ 病気やケガで障害が! の時のお金
  3.  遺族給付 ・・・ 亡くなったとき遺族に渡されるお金

 これが特に国民年金だった場合、上から順に「老齢基礎年金」「障害基礎年金」「遺族基礎年金」といいます。

 もちろん、無条件にもらえるわけではありません。今回はその条件や、給付額などを解説していきます(老齢基礎年金)

老齢基礎年金

条件:受給資格期間が10年以上

 保険料をきちんと納めた期間と、保険料免除期間の両方合わせて10年あればよいのです。ただし『免除』です。学生のときは納付を猶予してもらえますがあれは先延ばしにされているだけで、免除ではありません。

※もともとは25年でしたが最近改正されました。

必要な資格期間が25年から10年に短縮されました|日本年金機構

受給額:77万9300円(平成30年度)(受給開始は65歳から)

 もちろん月額ではなく、年額です。12で割ると一か月につき6万5000円ほど。場所によっては家賃を支払っただけでトびますね国民年金の加入期間は60歳未満なので払い込みから五年間は年金が受け取れないことになります。この五年を「待機期間」と呼びます。

繰り上げと繰り下げ
  1.  繰上げ受給というものがあります。これは年金を前倒して受け取ってしまおうというものです。最大で五年間の繰上げが可能です(任意加入している人は繰上げできません)。しかしもちろんタダでやらせてもらえるわけもなく、『繰上げた月数×0.5%』減額されます。つまり、60歳から受け取ろうとすれば12(か月)×5(年)×0.5%、つまり30%受け取れる年金が減ります。その額はなんと54万5510円。一か月あたり約4万5000円です。
  2.  繰り下げ受給というものもあります。これは逆に年金受取を延ばすものです。『繰り下げた月数×0.7%』増額されます。つまり70歳から受け取ろうとすれば12(か月)×5(年)×0.7%、つまり42%増額です。その額はなんと110万6606円。一か月あたり約9万2000円です。
第一号被保険者のための制度
  1.  付加年金。これは支払う保険料に月400円上乗せすることで『200×付加年金納付月数』分だけ増額されます。40年間、つまり480か月×200ですから最大で96000円増額されます。基礎年金を満額で受け取れるとすると、779300+96000=87万5300円になります。
  2.  国民年金基金。ちょっと複雑。いろいろなプランがあります。

    www.npfa.or.jp

    付加年金と併用はできません。
  3.  小規模企業共済。従業員が20人以下の個人事業主や会社(商業・サービス業では5人)が対象。掛け金は月額1000円から70000円の間で、500円単位で選べます。貰える額は、

    www.smrj.go.jp

 

 次回は障害基礎年金です!