原稿用紙一枚にんつれ。#22
こういう文章を見つけた。「日本においては健康診断の結果が健康であるかのしるしになっている。しかしそうとは限らない」たしかにその通りだ。健康診断で問題がないからといって本当に問題がないとは限らない。もっと検査しよう。見つからない。いや、なにかあるはずだ。健康とは限らない。どこも痛まないし、医者は何でもないというが、それは錯覚か、あるいはその医者が該当する病気の講義のときに居眠りをしていたせいだ――そうに違いない。あの医者め。俺をバカにしやがって。周りのやつらも病気じゃないといいやがる。だけど、そうとは限らねえじゃねえか!
すべてを疑おう。考えることは良いことだって、誰もが保証している。統計だって信用してはいけない。どれだけ再試されていても疑わしい。「99%安全ですね」「でも1%は? 俺は99%に入る方法を聞いてるんだぜ」「もう帰れよお前」
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