十種類しかない雲
雲の本なんかを見てると、腐るほど雲の名前が出て来ますよね。
分類厨のにんじんはその洪水に溺れて見る気が失せるのですが、みなさんはどうでしょうか?
そこで今回は、空に浮かぶあの雲を十種類に分けてしまおうという話をします。この記事を読んだあと、空を見上げたら思わず分類したくなるかもしれません。
重要なのは〈高さ〉と〈形〉
これで分けていきます。
雲は次の十種類。:「巻雲」「巻積雲」「巻層雲」「高積雲」「高層雲」「積乱雲」「乱層雲」「積雲」「層積雲」「層雲」
※なぜか乱雲がありませんが、名称変更されて今は乱層雲になったようです。
<覚え方>
まず基本となる「巻雲」「層雲」「積雲」の位置を把握しましょう。
- 巻雲は最高なので、「巻・積雲」「巻・層雲」とふたつを従わせることができます。
- 層雲は積雲を従わせます。「層・積雲」
という流れで6種類確保できました。
次に私たちを助けるのが、「乱」。そして「高」です。
中層雲のエリアには特徴になるものがいないので「高」を当てはめます。
で、次はこう。
これで8種類確保です。
で、当然次は「乱」がきて、
こうなります。どうして「乱積雲」じゃないんだと文句を言いたいですが、そういうもののようです。