社労士・安衛法の試験対策記事です。
安衛法の過去問を見てみると、まぁ見なくても大体わかると思うのですが、「安全衛生管理体制」(第三章)と「元方事業者関連」(第四章)が頻出で、ほぼ毎回出ています。
択一式は労働基準法と合わせて3問出ますが、だいたいそのうちの二問は第三章と第四章から出るといってもよいでしょう。第一章の総則は雑則や罰則と一緒に同じ大問の中で出題されることが圧倒的に多く、単独で五問ともが総則問題であることはありません。派遣労働者の扱いに関して安衛法全体にわたった問題がH30とH27に出題されており、R2は大丈夫そうかなという気もしますが、出てもおかしくはありません。
そのように3,4をミックスで来られると、残りの2問は5,6,7あたりのワンテーマ絞って出してくるパターンがありがちです。H30は五章の定期自主検査、七章のストレスチェックが出ました。5,6,7のうちでも七章は要注意で、R1,H30,H27,H25,H23,H21とちょこちょこ挟んできます。
R1,H30で大問二つが五章・七章になるのが続いているのでR2ではどちらともなさそうな気もします。第六章単独の問題がH28の就業制限以来出ていないのでR2ではそのあたりがあぶないでしょうか。
- 安全衛生管理体制(絶対)
- 元方事業者関連(絶対)
この二つをメインに据えて完璧にするのが第一。それにプラスで、五章六章七章をひとつずつ確実に勉強して行けば、安衛法は問題ないように思います。