労働基準法分野は、かなり多彩です。択一式は毎年大問が7つ出ます。
五章(安全衛生)・七章(技能者の養成)・八章(災害補償)・十章(寄宿舎)の出題は相当にレアケースで、基本的にはそれ以外の章を用いた問題が出ます。章をまたいで出題されることもありますが、多くの場合は同じ章から出題されます。
特に九章:就業規則はH29年度を除いてほぼ毎年出題されていますし、四章内にある年次有給休暇に関しては定期的に出題されるにも関わらず、ここ三年間は出ていないため、令和2年度試験では最重要注意項目といえるのではないでしょうか。
就業規則と年次有給休暇でひとつずつ潰すとなると残り五問ですが、総則問題はほぼ間違いなく大問一個を使って毎年出題されていますし、各章の内容をバランスよく出してくることを考えると、
でしょう。結局のところバランスよくやらなければならないことになります。年次有給休暇でなければ割増賃金の事例問題が怪しいところです。

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