にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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にんじん読書日記

「ぶれない 骨太に、自分を耕す方法」

  •  「底辺」を広げると「高さ」が生まれる。基礎力をつけよ。肝心なときにがんばる力。
  •  「君、そうやって、ただ便利なだけの人間になるなよ」
  •  古典を学び、自然をよく見る・一流に接する・「向こう十年間は絵でお金をとるな」お金を得ることで生まれる隙。砂漠に行ったら砂嵐を浴びよ。
  •  『考えながら書いているようでは、すでに手遅れでダメ。発想の段階でほぼでき上がっていなければ何も描けません。だから、描くときには何も考えず無心な状態です』 つべこべ言わずに最後まで行ってみろ。
  •  『型に入り、型を破る』とらわれず破るための教養。教養は広い視点。

 

ぶれない―骨太に、自分を耕す方法

ぶれない―骨太に、自分を耕す方法

 

 「民間人のための戦場行動マニュアル」

 開戦によってミサイルが飛び、近海を艦隊が取り囲む。上陸されて占領されれば①捕虜にされて収容所に入れられる、②戒厳令が敷かれて自宅軟禁、③悪くて虐殺ということにもなる。戒厳とは憲法で保障された権利が停止し、軍の管理下におかれることである。攻撃される以外にも生活インフラが使用不可能になったり、物資不足になる。それに応じてパニックになり、略奪や強盗などの犯罪が増加する。

 

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※その他戦時下マップの作製・集合場所(ランデブーポイント【三か所】)、ゴーバッグ(持ち出し袋)。

 

 戦争が始まる前にもしかするとテロ攻撃やゲリラ攻撃が起こるかもしれない。攻撃方法を予測することは難しい。爆発物や銃器は攻撃方法として想像がつきやすいが、たとえば飲み水などに化学物質を混入させたり、毒ガスを人口密集地帯に散布することもあり得る。また、自動車も凶器である。車が突然突っ込んできて、停止した後でナイフを持ったゲリラが出て来て人間を刺す(ラミングアタック)。相手は民間人ではなく訓練を受けたプロだから、日本で起きる通り魔事件よりよほど被害が出る。攻撃方法は予測が難しくても場所は分かりやすい。まず人口が密集しているところ、ライフライン、軍事施設などである。

 危険を察知する方法として「ベースライン」がある。つまり、「いつもの風景」である。レレレのおじさんがいたら町が安心だろうとかそういうもので、ベースラインは自分で作ることもできる。財布のなかのお札の向きを揃えたり、スプーンやグラスの置き方を決めておいたりする。

 しかしどうしても遭遇してしまうことはある。このとき「RUN」「HIDE」「FIGHT」の基本原則を守る。まず何よりも逃げること、逃げられないなら隠れること。そして最後は戦う。生活用品などを武器にして、徹底的に抗戦する。ナイフによる攻撃は音が少なく、周囲が異変に気付きにくい。襲撃を受けた際は大声をあげながら、バッグを盾にして身を守る。ただしバッグと自分との距離は近すぎると切られるし、遠すぎると腕を狙われる。手が相手にできるだけ見えないように露出を少なくする。銃を突き付けられたとき、逃げも隠れもできない状況なら抵抗しないほうがよい。殺すのが目的なら既に撃ってきている。強盗や誘拐が目的なら、ともかく命をとられることはない。ゆっくりと動き無抵抗をアピールする。よく洋画で見かける光景だなあ。

 

 

 究極のサバイバルテクニック

 サバイバルでいちばん大切なこと。(1)身を守る、(2)救助を求める、(3)水、(4)食べ物 ———— 極端に暑い寒いでも三時間は死なない、水を飲まなくても三日は死なない、食べなくても三週間は死なない。

 

テクノロジーに守られた人間がそれを失ったときのことを考える。

  • ①火、②食料の保存、③ナビゲーション・エイド、④気象、⑤結び目、⑥健康維持。(総論・一般的技術)
  • 夏山・氷点下・ジャングル・砂漠・海(各論)。

 

究極のサバイバルテクニック

究極のサバイバルテクニック