にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

MENU にんじんコンテンツを一望しよう!「3CS」

にんじんと読む「寿命の9割は腸で決まる(松生恒夫)」🥕 第一章のみ

第一章 体の不調の原因の9割は腸(小腸・大腸)にあり!

  •  腸の大事な機能は「消化」「吸収」「排泄」「免疫」
  •  小腸では、胆汁や膵液などの消化酵素を使ってたんぱく質アミノ酸、糖質→ブドウ糖、脂質→脂肪酸へ。90%を吸収。水分をたっぷり含んだ残りカス(食物残渣ショクモツザンサ)は大腸へ。
  •  【排泄①】胃に食べ物が入る→大腸の終わりあたり(下行結腸からS状結腸)で強い収縮運動・大蠕動が起こります。この動きによって結腸に溜まっていた便が直腸に移動します。朝食後1時間は特に起こりやすく、排便の絶好の機会である。この観点からいえば、””朝食抜きダイエット””はとんでもない。
  •  【排泄②】直腸に便が入り込むと、直腸が広がります。その刺激が脳に伝わり、便意が起こります。この自然な便意は長年の下剤服用と便意の我慢によって消失することがある。
  •  【排泄③】便意によって内括約筋という筋肉がゆるむ。””出そう””なあの状態は、「外括約筋」の力だけで便が出ないようにしているから。便意のないあいだは””自動筋肉””の内括約筋が締めてくれていますので力を入れる必要はありません。
  •  「腸内環境」は①食事、②腸管機能、③腸内フローラ(腸内常在微生物叢)で構成されます。腸内細菌は栄養分を食べる代わりに別のものを排出してくれます。この別のものが人体に善いものを善玉菌、悪いものを悪玉菌、そしてどちらにもなる日和見菌によって腸内フローラは構成されます。善玉菌の増加は当然体にもよく、しかも腸の蠕動活動を活発にします。

 

⇩謎の「寿命の9割」シリーズ

 

寿命の9割は腸で決まる (幻冬舎新書)

寿命の9割は腸で決まる (幻冬舎新書)

  • 作者:松生 恒夫
  • 発売日: 2018/01/18
  • メディア: 新書