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にんじんと読む「パニック障害と過呼吸」🥕

パニック発作

 以下の症状のうち4つ以上が突然に現れ、10分以内に頂点に達する。

  1.  動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
  2.  発汗
  3.  身震いまたは震え
  4.  息切れ感または息苦しさ
  5.  窒息感
  6.  胸痛または胸部の不快感
  7.  嘔気または腹部の不快感
  8.  めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
  9.  現実感消失または離人症
  10.  コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖
  11.  死ぬことに対する恐怖
  12.  異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)
  13.  冷感または熱感

パニック障害

 予期しないパニック発作が繰り返し起こり、少なくとも1回の発作の後一か月間以上、以下のうちの一つ以上が続いていたこと。

  1.  もっと発作が起こるのではないかという心配の継続
  2.  発作またはその結果がもつ意味についての心配
  3.  発作と関連した行動の大きな変化

 パニック発作の中核となる呼吸器症状は「過呼吸症候群」と同じといってよい。パニック障害になりやすいパーソナリティを示す統計学的データはない。また、パニック障害は発作に対する不安から広場恐怖に繋がりやすい。

<呼吸のプロセス>

 息を吸うと酸素は肺の中に入る。酸素は肺を通って来た血液に溶け込み、ヘモグロビンと結合する。体の隅々まで運ばれ、各部において運んできた酸素を放出する。細胞は酸素を消費し、廃棄物として二酸化炭素を放出する。二酸化炭素は血液に乗って肺に運ばれ、息を吐いて放出される。

 ヘモグロビンの酸素放出は二酸化炭素との出会いによって起きる。つまり二酸化炭素がないと酸素を送れない。過呼吸は息を吸い過ぎるとともに吐きすぎるもので、いくら酸素を持っていても二酸化炭素が少ないのでヘモグロビンが酸素を切り離せず、細胞に酸素を送り込めなくなる。送り込めないので酸素を必要として息を吸おうとする(過呼吸)。この影響を受けるのが脳の血管で、ふらつく感じが起こったり、めまいがしたりする。とはいえ、バランスを崩しているだけなので酸素自体は細胞に供給できており、過呼吸で絶対に死ぬことはない

 発作のコントールのために、呼吸をコントロールする。1分間の呼吸数はふつう10~12回(吸って吐く=1回)であり、パニック障害に悩む人は普段から呼吸数がこれより多い→①息が早すぎる。また、呼吸が深すぎて酸素が入りすぎる→②口呼吸またはたくさん吸おうとして体に力が入って腹で吸えていない。発作が起こりそうなときや、あるいは普段から訓練として、次のような動作を行うとよい。

  1.  活動を中断し、3秒吸い息を止め、10秒数える。←発作が起きているときは苦しいだろうが、酸素自体は足りているので死ぬことはない。
  2.  10秒後、息を吐く。目を閉じて「リラックス」と自分に言い聞かせる。
  3.  3秒数えて息を吸い、3秒かけて吐く。これを10回繰り返し(合計1分、呼吸数10回)、吐くたびに「リラックス」していると感じる。
  4.  1に戻る。