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にんじんと読む「怒りの心理学」 第六章

第六章 怒りのコントロール

 怒りは出し過ぎても我慢しすぎても良くない。そこでコントロールが必要になるわけだが、このコントロールの目標としては二段階想定される。まず第一に行動面のコントール、第二に認知面のコントールである。このそれぞれに対応するのが「リラクセーション」と「自己教示」である。前者は怒りの鎮静化、後者は怒りのメカニズムを理解し、冷静な対処を促す。短期的にみれば、行動面からは怒りの対象から目をそむける「気晴らし」や、何もしないことを決め込むのが有効であるが、根本的な解決には結びつかない。