【マーケティングの定義】
マーケティングとは、顧客、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を、創造し、伝達し、運搬し、交換する、活動・一連の組織・プロセスである。
まずこのマーケティングがすべての人に関係するということを理解しよう。：これは組織である必要はなく、ビジネスに限った話ではなく、「価値をつくって、伝えて、届けて、交換する」ことがマーケティングだということを。たとえば動物愛護団体が地域猫の管理のための寄付金を集める活動はマーケティングである。猫を助けるという価値を届けているからだ。
- （市場を定義する）価値を提供する相手をだれにするか？
- （価値を定義する）相手が何に困っているのか、何を欲しているのか、どう提供できるのかを考える。
- （価値をつくりだす）先ほどのものを実際に形にすること
- （価値を伝える）実現した価値を相手に伝えること
マーケティングの目的は相手の役に立つことだ。マーケターのように生きるとは、自分ではなくまず相手から出発し、相手の求めるものを知り、役に立つことだ。
マーケティングはプロモーションとは違う。プロモーションは一部に過ぎない。もちろん重要な一部である。「本当にいい商品は宣伝がなくても売れる」と思ってはいないか？ いったい老舗の日本酒メーカーをあなたはいくつ知っているというのか。
