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にんじんと読む「今こそ学ぼう地理の基本」🥕

  •  (地理学における五概念)位置・分布、場所、地人相関、空間的相互依存作用、地域。①その事象がどこにあるか、空間的にどのように広がっているか。位置の規則性や分布パターンから、事象の一般的共通性をみる。②場所の自然的、社会的特性。地方的特殊性をみる。③人間と自然環境の相互関係。環境による制約と利用。④地域が互いに依存しあっていること。貿易や交通。⑤地域=空間的に意味のある範囲。日本やアジアといった””スケール””と、地域の””時間””変化。
  •  (地理学の二分野)系統地理、地誌。①自然や産業などの項目ごとにさまざまな地域をまたいで見て、共通性や地域での特徴を見出す。②地域ごとに自然や産業などを見て、地域を総合的に理解する。静態地誌は各項目ごとを網羅的に調べる。動態地誌は中核となる項目を特定して、これを他の項目と関連付けて調べる。

 地理において地形や気候について学ぶのは、そもそも人類というものが「自然環境」を背景に生きてきた事情によります。地域の自然環境を知るためにも、こうしたより一般的な視点から地球上に見られるさまざまな環境を学んでおきましょう。これを「自然地理学」といいます。また、地球を見渡すための「地図」も重要です。

 

自然のしくみがわかる地理学入門

はじめて地理学

世界がわかる地理学入門 ──気候・地形・動植物と人間生活 (ちくま新書)

自然地理学

  •  (自然地理学における自然環境)「地形」「気候」「水文スイモン」「土壌」「生物」
  •  (地形)「火山」「山地」「丘陵」「段丘」「低地」。山地=標高が高く傾斜が急な場所、低地=低く平らな場所、段丘=現在の海や、その場所での川の高さより高い。平野=低地+段丘のことであり、山地と平野の中間の高さの地形が丘陵となる。
  •  (気候)ある地域の平均的な大気の状態。全体の平均。※気象=大気の運動という物理現象を扱う。気候はいくつかの種類にわけられ、もっとも有名なものは「ケッペンの気候区分」である。ケッペンは植生に注目して気候をわけている。ただし、標高によっても植生は変わるため垂直分布も同時に参考とされる。
  •  (水文)水文とは地球上の水の発生、循環、分布およびその物理的ならびに化学的特性、さらに物理的ならびに生物的環境と水との相互関係のこと。ここには気象が大きく関係する。上昇気流、下降気流。

 

今こそ学ぼう 地理の基本

今こそ学ぼう 地理の基本