にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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読書

にんじんと読む「世界内存在 『存在と時間』における日常性の解釈学」序章

ドレイファスが「いいね」となったので、他の著書も読むことにしました。 世界内存在 『存在と時間』における日常性の解釈学 /産業図書/ヒュ-バ-ト・L.ドレイファス posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 序論:なぜ『存在と時間』を研究するのか ハイデ…

にんじんと読む「実在論を立て直す」②

前回: carrot-lanthanum0812.hatenablog.com 第五章冒頭でこれまでの主張は次のようにまとめられます。 わたしたちが根源的な仕方で世界内に存在するあり方、つまり、実在するものにうまく対処したり、どこにでも行けたりするといったあり方は、ある種の理…

にんじんと読む「免疫と「病」の科学」

今回のテーマは「慢性炎症」です。 専門的というかむずかし~(∩´﹏`∩)のが多かったのでそこらへんは全部飛ばしてます。多分手に取ってもらったら同じ顔になると思います。そして最後には「禁煙して何事もほどほどにするんやぞ」というよくある対策が示されて…

にんじんと読む「実在論を立て直す」

今回のテーマは「媒介説」です。 この実在論を立て直すという本は、あの有名な『有限性の後で』に比べてあまり知られていない気がしますが、こちらも一応、ポストモダン的なものの見方””媒介説””——あっちの言葉で言うと相関主義ですが――を批判した本になって…

にんじんと読む「組織論」

今回は「組織論」をちょっとだけ読みます。 組織論 補訂版/有斐閣/桑田耕太郎 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 組織の定義 「組織」とは、2人以上の人々の、意識的に調整された諸活動、諸力の体系である。 重要な点は①活動・諸力の体系であるというこ…

にんじんと読む「MIND 心の哲学」

にんじんと読む記事です。 MiND 心の哲学 /筑摩書房/ジョン・R・サール posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 実体二元論 「世界はそれ自体で存在しうる二種類の実体または存在者に分かれて」おり、「心的な実体と物理的な実体が存在する」という考え…

にんじんと学ぶ「憲法」

本日のテーマは「憲法」です。 デリケートなテーマですので、慎重にいかないといけません。基本的には次の本を参考にしていますが、にんじんがわかりやすいように読み変えています。 憲法入門 第4版補訂版/有斐閣/伊藤正己 posted with カエレバ 楽天市場 A…

にんじんと読む「はじめての朗読レッスン」

今回読むのはこちら。 はじめての朗読レッスン 作者: 川和孝 出版社/メーカー: 新水社 発売日: 2006/06 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (3件) を見る 読む前に気になっていたことは「音読と朗読は何が違うのか?」でした。…

にんじんと読む「キリギリスの哲学」

キリギリスの哲学 以前紹介した本をにんじんと一緒に読んでいく記事です。 carrot-lanthanum0812.hatenablog.com キリギリスの哲学 ゲームとはなにか? 批判1:前提的目標を特定することなどできないケースが存在する。 反論1:「ゲーム」と「ゲームの制度…

にんじんと読む「生の短さについて」

生の短さについて セネカ著。 生は浪費すれば短いが、活用すれば十分に長いと説く『生の短さについて』。心の平静を得るためにはどうすればよいかを説く『心の平静について』。快楽ではなく徳こそが善であり、幸福のための必要十分条件だと説く『幸福な生に…

生物の遺伝と進化論

本日のテーマは「遺伝学」です。 学問的なことはともかく、われわれは遺伝について若干の知識を有しております。たとえばDNAとか、ヒトゲノムとか、人の性質は遺伝で決まるのか環境で決まるのかといった問題とか、メタルギアソリッドとか、GENEではなくMEEM…

人類の進化について

ホモ・サピエンスの特徴 「人類」と言ってしまえば種類はひとつ。この記事を読める人はおそらく人類だろう(という言い回しをこの手の本を読むと必ず見かける)。 われわれはホモ・サピエンスという動物の一種である。身近にいる様々な生物を見ても、これほ…

〈行為〉の哲学 モデルのひとつ

〈行為〉の意味を求めて 「手をあげる」と「手があがる」の違いは何か? 機械によって無理やりに手を持ち上げられる場合と、いわばフツウに手をあげる場合は一体何が違うのだろう。このように〈行為〉という言葉の意味を明らかにしようという哲学の分野を行…

生物学におけるモデル生物

本日のテーマは「モデル生物」です。 実験動物として有名なのはマウスですが、まさかマウスからすべての生物について推理するわけにはまいりません。では他の種類の生物について調べる時は何を調べるのでしょうか? 生物の分類においては五界説というものが…

欲望の分類【「欲望について」】

この瞬間、あなたは欲望を経験している。さもなければこの本を開いて、書かれている文字を追っているはずはない。 欲望について このように言うとき、欲望とは行動の原因としてある。欲望を生み出すものは生物学的なシステムであろう。「欲望生成システム→欲…

夏目漱石のまわり

作家・夏目漱石が亡くなったのは大正五年(1916年)12月9日である。その生涯は四十九年十カ月であった。夏目漱石は四十一歳のとき、振り返ってみて次のように書いている。: 私といふ者は、一方から言へば他(ひと)が造つて呉れたやうなものである。 「処女…

脳の部位のお話。特に前頭葉のこと。

脳の部位 脳には色々な部分がありますが、パッと見た大雑把な分け方で 前頭葉 側頭葉 … 記憶と気分の安定 頭頂葉 … 感覚処理と方向感覚 後頭葉 … 視覚処理担当 小脳 … 「小さな脳」。脳の調整センター。 の5つになります。簡単に言って脳の後ろ側で情報を取…

わたしたちの歴史。宇宙のはじまりと生物。

分類学 補足:生態系のこと 供給サービス 基盤サービス 調整サービス 文化的サービス 人類史 認知革命 農業革命 ビッグバンという大爆発が起き、宇宙が生まれたのはおよそ135億年前とされている。その後、なんやかんやあり、地球ができたのは45億年前。ここ…

哲学のこと。タレスのこと。

メルロ=ポンティは言いました。 「ほんとうの哲学とは、この世を見る見方を学び直すこと」 人類が最初に哲学したのはいまから2600年ほど前、紀元前6世紀頃の小アジアでした。小アジアというのはイタリアを東に、ギリシャを通過して、さらに東に行ったところ…

【論語】「習」はどういう意味か & 己に如かざる者を友とするな の意味

論語というのは、 孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物である。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E8%AA%9E carrot-lanthanum0812.hatenablog.com 学而第一の第一章はこのようになっております。 子曰學而時習之不亦説乎有朋自…

情報は捨てるもの。頭のデスクをきれいにしておく

本日のテーマは情報、特に「捨てる」ことです。 根本的に重要なのは、必要か必要じゃないかは俺が決めるという方針です。 読書の種類 世の中には腐るほど書籍が出回っています。基本的には過去に出た名著の一部を取り出して薄く引き伸ばしたものですが、パラ…

個性が生まれる「ワタシ分類」。分類するようにできているぼくたち。

本日のテーマは「分類」でございます。 分類というのは、区分けをすることです。これはこっちの仲間、あれはあっちの仲間という風に、班分けをしていくわけです。この分け方自体は本当に勝手なもので、分類にはルールなどありません。バナナと魑魅魍魎が同じ…

儒教思想の入門書『大学』を読もう。

「大学」という書物をご存知でしょうか? これは古代中国の周から漢までに儒学者がまとめた書物を編纂したもの『礼記』四十九編のうちのひとつです。各編を誰が書いたかという部分はいろいろ議論はあるものの、昔から「大学は曾子が書いた」と教えられてきま…

「アップ!」という思想。自己啓発に魅せられるぼくたち。【「自己啓発病」社会】

自己啓発とは何か 自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。 自己啓発 - Wikipedia 仕事に関す…

「変化の原理」

にんじんが良いなと思った本をちょっと紹介するコーナーです。 今回は「変化の原理」です。 変化の原理 問題の形成と解決 改装版/法政大学出版局/ポール・ワツラウィック posted with カエレバ 楽天市場 Amazon いわば臨床心理に関する本なのですが、にんじ…

とりあえず読みましたのコーナー #1

読書記録です。適当に読んでます。精読していません。 行動を起こし、持続する力 SIY エリートがやっている最高の休息法 死ぬまで歩ける下半身の作り方 上達の原則 超呼吸法 思考の整理学 ロンリのちから フレーム 人間関係境界線の上手な引き方 自己愛とエ…

哲学者・岩崎武雄さんのコト

哲学科のことはあまり知らない。だから、これから紹介する岩崎武雄さんという方がどれぐらいの知名度を持っているのか、はっきりしない。 データを集める 岩崎武雄さんの文章 岩崎武雄著作集 おまけ 正しく考えるために (講談社現代新書) 作者: 岩崎武雄 出…

とりあえず読みましたのコーナー #2

読書日記。精読してません。 本を読む人だけが手にするもの 8時間睡眠のウソ。 図解雑学 見た目でわかる外見心理学 ツチヤ教授の哲学講義 格差社会を生き延びる””読書””という最強の武器 28歳貯金ゼロから考えるお金のこと LESS IS MORE お金上手な生き方 …

「西洋哲学史」

良い本をちょっと紹介するコーナーです。 今回は「西洋哲学史 (教養全書)」です。 西洋哲学史 (教養全書) 作者: 岩崎武雄 出版社/メーカー: 有斐閣 発売日: 1975/01/01 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 8回 この商品を含むブログ (6件) を見る ものす…

「なぜ世界は存在しないのか」

良い本をちょっと紹介するコーナーです。 今回は「なぜ世界は存在しないのか」です。 なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ) 作者: マルクス・ガブリエル,清水一浩 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/01/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) こ…