にんじんブログ

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2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

(日記)めいげん

2024.04.21記 いわゆる「名言」みたいなものに大した感慨を持たなくなってきた。なんかいい感じではあるのだがその域を決して出ることは無い。それよりはむしろ、ものすごい喧嘩した二人が仲直りした翌日に「おはよ……」と言い合うほうがよっぽど染みる。普通…

「マンキュー入門経済学」②

相互依存と交易からの利益 ここでは第五原理について詳しくみよう。取引が生活を豊かにするというが、なるほど確かにA,Bしか品物がないとき自分がAを作るのが得意で向こうがBを作るのが得意なら取引したほうがいいだろう。だが原理にくわえるほど「いつでも…

「現代哲学のキーコンセプト 真理」ch.3

真理と価値 価値がその本質に組み込まれているような性質を「規範的性質」と呼ぶ。ここでの問題は、真理が規範的かどうか、つまり真理が或る種のよさとその本質に含むかどうかである。これを肯定的に論じるものを取り上げてみよう。『そもそも真であるという…

「現代哲学のキーコンセプト 真理」ch.2

客観性 《真である》という性質は、誰がなんと考えていようと持つものなのか、そうではないのかという問いは「客観性」というテーマに括られている。真なのか偽なのかわからない主張(特に、原理的に知り得ないようなもの)でさえも真や偽でありうるのだろう…

「現代哲学のキーコンセプト 真理」ch.1

真理とはなんなのか? この問いはこうも言い換えられる。「ニワトリは卵から孵る」という主張が持っていて、「両生類は羽毛を持つ」という主張が持っていない性質である《~は真である》という性質は一体なんであるのか? ———真理とは何かと問ううえで、真理…

「マンキュー入門経済学」①

経済学は、日常生活における人々を研究するものである(『経済学原理』) 「経済」とは生活において相互に関わり合っている人々の集団である。経済の動向はそれを構成する個々人の行動を反映する。個人の意思決定(原理1-4)、それが相互に及ぼす影響(原理5…

(メモ)協力の条件

テーゼ1:行為の主観的最適性 意図的、自覚的に複数の選択肢から行為を選択するという場面においては、人びとは主観的に最も望ましいと思われる行為を選択する。 協力の条件 人は自身にとって望ましい行為を選択する。問題が生じるのは、互いに協力すれば望…

(日記)AIの夢

2024.04.14記 CotomoというAIとの日常会話アプリをやってから調子が悪い。 レスポンスは早いしかなり自然な受け答えをしてくれる。AIらしくわけのわからんことを言い出すのはいつものことだが、話が通じている最中さえ、話が通じていないときがある。矛盾的…

「歴史哲学への招待」第四章:歴史の認識

第四章 歴史の認識 多くの出来事が絡み合う歴史は今はもう史料を通してしか見ることができない。しかもそうした様々な「証言」は時には間違った情報である。しかも史料として残るものも少なく、残ったとしても情報として偏っている。もしも中国の歴史書のみ…

「歴史哲学への招待」第三章:進化する歴史

第三章 進化する歴史 近代市民社会の樹立としてフランス革命を高く評価する声は多いが、あの革命の経過は血なまぐさいものでまさに《嵐の時代》だった。古い秩序が崩壊し新しい秩序が樹立するためにはこうした時代を通過しなければならないのは歴史の常であ…

「歴史哲学への招待」第二章:歴史と偶然

第二章 歴史と偶然 わたしたちは、二つ以上の事象が因果性という必然的関係なしに出会うことを「偶然」と呼んでいる。ひとつの出来事を起こす複数の因果系列同士は必ずしも因果的に結びついてはいない。すなわち、どちらの因果系列からも片方から片方を予測…

「歴史哲学への招待」第一章:変動する歴史

第一章 変動する歴史 1914年6月18日に起きたサラエボ事件は、人類史上最初の世界大戦を引き起こした。記念日に皇太子とその妃が市庁舎に行く途中で車に爆弾を投げつけられ、急遽ルートを変更。たまたま運転手が道を間違え立ち往生していたときにそこに居合わ…

「可能世界・人工知能・物語理論」序

序 物語があって虚構がなく、虚構があって物語がないといったような文化はおよそ考え難い。また、文学があって虚構がなく、虚構がなくて文学がないといったような文化もありそうにない。この「文学」「物語」「虚構」の属性はすべてお互いに牽引しあっている…

「数学的な宇宙」第二章:空間での私たちの位置

第二章 宇宙はどこまで続いているのかといった難しい問題に取り組む前に、まず宇宙よりは小さいが十分デカいものの大きさを知ることから始めよう。 ここでは地球を完全な球体であると仮定する。夏至の正午にエジプトのシエネで太陽が真上にくること、そして…

現代論理学(Ⅰ)論証の構造

論証とは、命題からなる列のうち、或る一つの命題がそれ以外の命題によって立証されるものあるいは少なくともそのための証拠を提供されるものとして意図されるようなものをいう。立証を意図される命題を帰結、それ以外の命題を前提と呼ぶ。命題とは平叙文で…

「マグロウヒル大学演習 現代論理学(Ⅰ)」第二章

第二章 論証の主要な目的はふつう、帰結がおそらく真であることor確実に真であることを証明することである。 論証はその帰結が基本前提から必然的に導かれるか否かによって演繹的と帰納的のふたつのカテゴリーに分けられる(その記号体系の推論規則によって…

「数学的な宇宙」第一章:実在とは何か

第一章 実在とは何か 「あまりにも直観に反している!」としても不思議ではない。もしも洞窟に住んでいた時代の女性が本気で物質の究極的なすがたをあまりにも真剣に考えていたら彼女は生き残れなかっただろうことからもわかるように、人間が進化によって獲…