にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

にんじんと読む「信頼はなぜ裏切られるのか」①

第一章 信頼とは何か? 信頼は、あなたのニーズと他者のニーズが異なるところに絡んでくる。もしも全員の目的がみんな一緒で、優先順位も一緒なら対立はないので、信頼も必要ない。人間の目的がぴったり一致するのは圧倒的な脅威にさらされたときぐらいだろ…

NOVEL DAYSで小説を公開中です!②

NOVEL DAYSで小説を公開中です。 novel.daysneo.com 公開中の作品 湖中町シリーズ 『理由』 相田佳奈(アイダカナ)は湖中小学校に通う四年生。三学期も終わった春休みの或る日、佳奈は眞見(マミ)一家が引っ越してくることを知る。佳奈はその姉妹と仲良くなりた…

にんじんと読む「がんばること/がんばらないことの社会学 努力主義のゆくえ」🥕

第一章 「頑張り」=努力主義と平等の日本的文脈 まずは「平等」ということの日本的な位置づけについて確認する。 中根千枝『タテ社会の人間関係 単一社会の理論 (講談社現代新書)』は、《社会構造の分析に関する新しい理論を提出》するものである。 社会構…

にんじんと読む「入門講義ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』」🥕 途中まで

論考とはなんだったのか ウィトゲンシュタインは「前期」と「後期」に大きく分けられるが、そこには連続性がある。彼は哲学を治療として捉え、哲学的問題を問題としてしまうのは言語に対する誤解のせいだと診断する。哲学者たちはなにか意味のある議論をして…

にんじんと読む「文化とは何か、どこにあるのか」

第一章 文化はどう現れる? ある現象が文化的なものと見えるのはどんな時だろうか。 たとえば単なるひとつの石に対して文化的なものは感じない。だが、もしそれが枯山水の庭に置かれた石だったとしたらどうだろう。つまり物としてはまったく同一でも、背景に…

にんじんと読む論文「ハークの基礎づけ整合主義の理論的位置付け」

cir.nii.ac.jp 基礎づけ主義 基礎づけ主義とは、全ての正当化された信念は、最終的に、他の信念によって正当化される必要がない基礎的信念(basic belief)に依存するという考え方である。あるいは、私たちの知識や認識的な正当さがそれ以上証拠が必要ない確…

退屈(日記)

2023.06.10記 昨日こう考えた。心の平静、安心感や安全感というのは穴のようなものだ。誰もがそれを求めるが、一度ハマれば最後、そこが穴であるがゆえに抜け出しがたい。別に抜け出さなくても良さそうなものだが、しかし、そこには心を波立たせるものもなく…

オタク(日記)

2023.06.08記 涼宮ハルヒの声優がHEY!HEY!HEY!に出演すると聞いたときの驚きから、もうずいぶん時間が経った。今では声優がテレビに出るなど別に珍しいことではないし、別に大したことではない。自分は古のオタクなので、オタクであることを「カミングアウト…

まとまりなく論証について(日記)

2023.6.5記 ソクラテスが哲学者として語られるとき、それはソフィストたちとの対比において用いられている(哲学の誕生: ソクラテスとは何者か (ちくま学芸文庫))。それはつまり人を説得するための弁論を振りかざす人々であるソフィストに対して、哲学者と…

にんじん道具箱「ホイップシャンプー ヘアシャンプー用泡立てネット」

洗髪の手順はまずシャワーヘッドをぐっと近づけて頭皮をじかに濡らしていくことから始まるそうです。それからシャンプーを適量とり、手で少し泡立ててから後頭部へ。そこでもくもくと泡立てて、頭皮をマッサージするように髪をかきわけ頭皮にさしこんでいき…

にんじんと読む「友だち作りの科学」

人間関係の悩み 友だちになるには 話すことのルール 会話をはじめる典型的なステップ 個人の場合 グループの場合 会話を抜ける よい関係を築く原則 みんなで集まるということのステップ 人間関係の悩み 回避型 彼らは恥ずかしがり屋や引っ込み思案と呼ばれて…