にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

(メモ)「傷つきやすさ」の分類

人間の傷つきやすさの根本的な原因は、まず生きていることである。 脆さ カエルは石よりも脆い素材でできている。鉱物は酸化したケイ素や金属から成り、分解されにくく非常に硬い。これに対して生物はタンパク質・核酸・脂質など炭素原子が連なった高分子で…

にんじん道具箱「i-shirt 完全ノーアイロン ストレッチ」

i-shirt 完全ノーアイロン ストレッチ シャツが前々からぱりぱりした感じがして着づらかった。ストレスなく、もはや普段着のごとく腕を通せるものがあればいいと思っていたら、i-shirt。おかげさまでシャツに関してはなんのストレスもなくなった(あとはスラ…

(メモ)ハイデガーの超越論的哲学

ハイデッガーの『存在と時間』は、存在者的なもの・存在論的なもの・存在時性という三水準を区別した問題設定によって描かれた。すなわち、①存在者が了解されることの可能性の条件としての存在、②そのような存在一般の了解の可能性の条件、③存在了解一般の可…

にんじんと読む「歴史学の思考法」

歴史は史料に基づいて織りなされる物語の重ね合わせである。重なって重なって、盛り上がったところが定説と言われる。人や国について語られる物語はたくさんあり、それが争いの火種になることもあるが、歴史を学ぶことは他者の目でものを見るということでも…

書かない(日記)

2023.12.15記 自分が「いまどんな気持ち」なのか。イラつくとか、面白いとか、なんとか。これにちょっと補足するにはTwitterなどのSNSはたいへん適しているが、より言葉を尽くそうとしたときには足りなくなる。俳句や短歌は言葉を絞るものだけれど、ああいう…

にんじんと読む「志向性の哲学」

志向性の謎 なにかを考えるとき、なにかを思い浮かべるとき、なにかを見る時、なにかを愛するとき、なにかを証明するとき、なにかを望んだりするとき……そのなにかを一般に「対象」と呼ぼう。反対に、考えたり思い浮かべたり見たり愛したりする関わりを「作用…

言わない(日記)

2023.12.14記 だれかになにかを伝えることは、大事なことだ。「言わなきゃ伝わらないよ」と言われるように。だが、言っても伝わらないことのほうが多く、言って伝わってもなんの効果もない場合も多い。言わなきゃ伝わらないよとはよく言ってくれたもんだ。犬…

にんじんと読む「「くらし」の時代 ファッションからライフスタイルへ」

序章 もう、おしゃれに時間や労力を割く時代ではない。あまった時間やお金をほかのことに有効に使う方がいい。では、何に使うのか。(略)それは服以外のあらゆるものではないだろうか。すなわち、衣食住の「衣」以外のものがファッションになったのである。…

(読書メモ)「ハイデッガーの超越論的な思索の研究」序章

序論 『存在と時間』は前半部しか執筆されず、後半部は断念された。この研究が途絶されたのは彼の問うた「存在の意味の問い」の欠陥によるものか。その欠陥はあまりにも致命的であるためにこの研究を引き継ぐものさえ現れなかったのか―――このような疑問はハ…

にんじんと読む「現実とはなにか」

① 決定論的で同一的なものが現実であるという認識を変更しなければならない。 まず、なにかが同 〈現実〉とは何か ──数学・哲学から始まる世界像の転換 (筑摩選書) 作者:西郷甲矢人,田口茂 筑摩書房 Amazon 一であるというのは、時々刻々とさまざまに状況が…

にんじんと読む「デンマークの親は子どもを褒めない」

正しい子育てとはなんだろう? その正しさは自分の国の色眼鏡で見たものだと意識したことはあるだろうか。多くの親は競争社会に生きるプレッシャーを感じながら、自分や子どもに厳しく、他の親との勝ち負けを過剰に気にして身構えている。だが成功を目指して…

(メモ)「風土の論理」

生命論と風土学 生命論との対比においていえば、風土学とは世界に存在する事物の多様性をその環境に即して明らかにするものである。近代地理学の発展を促したのは十六世紀以後のヨーロッパ世界の大規模な対外進出にある。未開の土地への侵入や開拓にあたって…

漢字の成り立ち

4種類の成り立ち 象形文字(しょうけいもじ) ものの形をかたどってできたもの。丸いお日様がだんだん「日」という漢字になった。 指事文字(しじもじ) 形として表現しにくいものを点や線としてあらわしたもの。たとえば漢数字や、上、下。 会意文字(かい…