にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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2023-01-01から1年間の記事一覧

(メモ)「傷つきやすさ」の分類

人間の傷つきやすさの根本的な原因は、まず生きていることである。 脆さ カエルは石よりも脆い素材でできている。鉱物は酸化したケイ素や金属から成り、分解されにくく非常に硬い。これに対して生物はタンパク質・核酸・脂質など炭素原子が連なった高分子で…

にんじん道具箱「i-shirt 完全ノーアイロン ストレッチ」

i-shirt 完全ノーアイロン ストレッチ シャツが前々からぱりぱりした感じがして着づらかった。ストレスなく、もはや普段着のごとく腕を通せるものがあればいいと思っていたら、i-shirt。おかげさまでシャツに関してはなんのストレスもなくなった(あとはスラ…

(メモ)ハイデガーの超越論的哲学

ハイデッガーの『存在と時間』は、存在者的なもの・存在論的なもの・存在時性という三水準を区別した問題設定によって描かれた。すなわち、①存在者が了解されることの可能性の条件としての存在、②そのような存在一般の了解の可能性の条件、③存在了解一般の可…

(メモ)協力の条件2

協力問題は、社会がどのようにしてよりよく秩序付けられるかという問いである。この問いかけは古代からなされてきた。近世におけるもっとも代表的な思想家はホッブズであり、彼は『人びとは合理的で自己利益を追求しようとする』と前提したうえで、そこに秩…

(メモ)協力の条件

テーゼ1:行為の主観的最適性 意図的、自覚的に複数の選択肢から行為を選択するという場面においては、人びとは主観的に最も望ましいと思われる行為を選択する。 協力の条件 人は自身にとって望ましい行為を選択する。問題が生じるのは、互いに協力すれば望…

にんじんと読む「歴史学の思考法」

歴史は史料に基づいて織りなされる物語の重ね合わせである。重なって重なって、盛り上がったところが定説と言われる。人や国について語られる物語はたくさんあり、それが争いの火種になることもあるが、歴史を学ぶことは他者の目でものを見るということでも…

書かない(日記)

2023.12.15記 自分が「いまどんな気持ち」なのか。イラつくとか、面白いとか、なんとか。これにちょっと補足するにはTwitterなどのSNSはたいへん適しているが、より言葉を尽くそうとしたときには足りなくなる。俳句や短歌は言葉を絞るものだけれど、ああいう…

にんじんと読む「志向性の哲学」

志向性の謎 なにかを考えるとき、なにかを思い浮かべるとき、なにかを見る時、なにかを愛するとき、なにかを証明するとき、なにかを望んだりするとき……そのなにかを一般に「対象」と呼ぼう。反対に、考えたり思い浮かべたり見たり愛したりする関わりを「作用…

言わない(日記)

2023.12.14記 だれかになにかを伝えることは、大事なことだ。「言わなきゃ伝わらないよ」と言われるように。だが、言っても伝わらないことのほうが多く、言って伝わってもなんの効果もない場合も多い。言わなきゃ伝わらないよとはよく言ってくれたもんだ。犬…

にんじんと読む「「くらし」の時代 ファッションからライフスタイルへ」

序章 もう、おしゃれに時間や労力を割く時代ではない。あまった時間やお金をほかのことに有効に使う方がいい。では、何に使うのか。(略)それは服以外のあらゆるものではないだろうか。すなわち、衣食住の「衣」以外のものがファッションになったのである。…

(読書メモ)「ハイデッガーの超越論的な思索の研究」序章

序論 『存在と時間』は前半部しか執筆されず、後半部は断念された。この研究が途絶されたのは彼の問うた「存在の意味の問い」の欠陥によるものか。その欠陥はあまりにも致命的であるためにこの研究を引き継ぐものさえ現れなかったのか―――このような疑問はハ…

にんじんと読む「現実とはなにか」

① 決定論的で同一的なものが現実であるという認識を変更しなければならない。 まず、なにかが同 〈現実〉とは何か ──数学・哲学から始まる世界像の転換 (筑摩選書) 作者:西郷甲矢人,田口茂 筑摩書房 Amazon 一であるというのは、時々刻々とさまざまに状況が…

にんじんと読む「デンマークの親は子どもを褒めない」

正しい子育てとはなんだろう? その正しさは自分の国の色眼鏡で見たものだと意識したことはあるだろうか。多くの親は競争社会に生きるプレッシャーを感じながら、自分や子どもに厳しく、他の親との勝ち負けを過剰に気にして身構えている。だが成功を目指して…

(メモ)「風土の論理」

生命論と風土学 生命論との対比においていえば、風土学とは世界に存在する事物の多様性をその環境に即して明らかにするものである。近代地理学の発展を促したのは十六世紀以後のヨーロッパ世界の大規模な対外進出にある。未開の土地への侵入や開拓にあたって…

漢字の成り立ち

4種類の成り立ち 象形文字(しょうけいもじ) ものの形をかたどってできたもの。丸いお日様がだんだん「日」という漢字になった。 指事文字(しじもじ) 形として表現しにくいものを点や線としてあらわしたもの。たとえば漢数字や、上、下。 会意文字(かい…

にんじん道具箱「ソフトサンティア5mL 目薬」

ソフトサンティア 外に出るとやけにまぶしさを感じたり、目の疲れをひんぱんに感じたりするのでドライアイの疑いがあり目薬を購入。「ソフトサンティア」は目薬のなかでもこれまで体験したことがないほどに無刺激。目薬をさしたときのじわぁっと来る感じが一…

にんじん映像庫「若おかみは小学生!」

若おかみは小学生! ここ最近のことだが、アニメの予告というものはかなりじゃまなものだと感じるようになった。『君たちはどう生きるか』で一切宣伝がなかったせいもあるかもしれない。一体何が起こるのかわからずに翻弄される経験ほど楽しいものはない。た…

ドレイファス『世界内存在』について 第二章

第二章 『存在と時間』の序論——方法論的部分 存在了解にどのように接近すればよいのか。先述したようにこれを明示化することなどまったく困難なことである。この困難さについて、次の例はとてもわかりやすい。 説明のために次のような例を考えてみよう。ある…

ドレイファス『世界内存在』について 第一章

第一章 『存在と時間』の序論 —— 内容的部分 なにかがなにかであるというその意味一般を探る「存在への問い」は、この記事においてはフッサール的文脈から理解されている。するとハイデガーのいうところの『現存在』というワードは、フッサールにおける志向…

ドレイファス『世界内存在』について 序章

序章 プラトン以後、理論というものに寄せられた期待は過剰すぎるものだった。第三者的に物事を見下ろし、その様子をまとめ、未来を見通す一冊の本を完成させようという目論見は人々にとって刺激的な考え方だった。最初のページには誰の心の内を覗いても明ら…

にんじん道具箱「スカッシースタイル 花粉メガネ」

スカッシースタイル 要するに目を保護するためのメガネ。クロスバイク乗りは是非。 たとえば自転車に乗っているときに、向かい風が激しかったり虫が飛んできたりして前を向けないときがあります。そういうときにこのメガネをかけていると、風は軽減され、虫…

にんじんと読む「Homotopy Type Theory」①

Homotopy type theory(ホモトピー・型理論)は、集合論の代替になりうる。 集合論は第一階述語論理の証明システム→ZFC集合論の二層から成り立っているが、型理論は第一階述語論理といった上位層の内部として理論を位置付ける必要がない。なぜなら命題は特定…

にんじんと読む「ブッダが考えたこと」 はじめに

はじめに ブッダは人類史に記録がある中でも、最大の思想家――かつ最高の人格者――の一人とみなされてよい。 とはいえ、私はブッダの考えがすべて正しかったと考えているわけではない。 したがって私は、自分が仏教徒であるとは考えていない。だが私は、ブッダ…

にんじんレビュー「レイメイ藤井 コハコペンケース」 ★★★☆☆

レイメイ藤井 コハコペンケース しまんねえよ! 「あけたままお道具箱感覚」「カンタン開閉ファスナーレス」が売りのこの商品。そもそも商品画像みたいに物を入れまくったら締められないぐらいパンパンになって、もはや机の上の置物になること必至です。ファ…

絵をがんばっている(日記)

2023.10.24記 飽き性だが、凝り性なので、この頃は絵の練習ばかりしている。 シャーペンで下書きをしてコピックでペン書きをするという流れなのだが、どうもにんじんが書くとキャラがロリっぽくなり、グレンラガンのヨーコがロリ巨乳になるという事態が発生…

(メモ)男女共同参画

1999年6月に成立・施行された「男女共同参画社会基本法」は、日本に住み生活する人々の努力により男女の対等な社会参画・家庭運営・地域に向かって社会が進むべきだということを宣言する。この法律に基づき2000年12月に「男女共同参画計画」が閣議決定される…

にんじん道具箱「クリタック 浄水蛇口 ロカシャワーMX RSMX-3057 ホワイト系」

クリタック 浄水蛇口 ロカシャワー 賃貸の水道がいかにも水道という味とにおいがするので、浄水蛇口を購入。これは交換目安が365日という存在を忘れそうになる長さなので、ありがたい。浄水具合はなかなかで、これを通すとあのまずい水が薬を飲むのに使える…

にんじんと読む「美術解剖学とは何か」

美術解剖学とは、美術のために応用された解剖学のことである。 つまり、視覚芸術を対象とし、そのために解剖学の内容が調整されている。これを学ぶ意義は当然、解剖学的知識によって作品に表現された人体の写実性が向上することであろう。そしてデフォルメす…

【復習】にんじんと読む「統計学を哲学する」 意味論・認識論(主観主義・ベイズ統計)

「確率空間」という道具立ては数学的なもので、純粋に単なる記号列に過ぎない。いったいこの確率なるものがどういうものかについて、主観的/客観的という二つの解釈(意味論)があり、これに応じて正当化の理論(認識論)が異なってくる。 主観主義・ベイズ…

【復習】にんじんと読む「統計学を哲学する」 推測統計総論

推測統計総論 記述統計の禁欲的態度の欠点をうけて、未観測の事象を予測・推定する方法論が推測統計である。その原理は、簡単にいえば、「昼時、学食は混むだろう」という推論が昔も今も同じようなことが起こるという前提に基づいているであろうことに求めら…