にんじんブログ

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2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「論理哲学入門」 ch7まで

第一章 「論理学」とはなにか 論理学は妥当な形式的推論(ただし、推論の妥当性がもっぱら言明の単なる形式にもとづくかぎりで)に関する学であるとするのが今日的な見解であり、その主たる主題は言語である。すなわち、論理法則とは言語の法則なのである。 …

(日記)おもしろい

2024.05.25記 面白いかどうかは視点依存的だということから、面白さは人それぞれだという話にはならない。実際、ある程度視点を固定すれば評価は定まるだろうし、固定すらできないほど複雑ならば自分がどう思ったかすら評価が一切できなくなる。また、つまら…

「認知語用論の意味論」

真理条件的意味論は合成性原理と意味論的無垢という二つの原理を維持し得ない。なぜなら第一に、文脈に応じて真理条件への貢献が変わり得るheやtodayといった表現があるからであり、第二に、意味論的無垢を仮定すれば合成性を破棄しなければならなくなる。実…

「歴史の哲学」①:歴史記述のテクストは必然的に物語

第一章 なぜ物語論なのか 『歴史記述は物語的言語構造を持つ』。 じっさい、歴史記述を見てみると、それ特有の表現を見出すことができる。たとえば《夏目漱石は1867年に生まれた》などもそうである。なぜならこの文は、出生した赤ん坊が1867年生まれであり、…

「ことばの意味とはなんだろう」語用論的意味

ある言語表現が明示的に伝えている意味(明意)を知るためには、そこにある程度推論を交え、肉付けしなければいけない(発展)。 曖昧性除去:複数の意味をもつ語がどの意味で用いられているか。「bank」→銀行?土手? 「太郎は自転車で逃げる犯人を追った」…

「ことばの意味とはなんだろう」・原理

原理 認知とは、さまざまな想定をもっている状態、想定を増加・改善させたいという欲求、想定を増加・改善する場合の頭の働きである。人間の認知一般には次の原理が当てはまる(と仮定する)。 【関連性原理Ⅰ】人間の認知は、関連性を最大にするように働く性…

「楽しむということ(M.チクセントミハイ)」

第一章 楽しさと内発的動機づけ 働くのは金を得るためだ。金を稼がないことは「非合理的」な行動であるとみなされる。ところが、にもかかわらず、そのような物的報酬を自ら放棄して藝術に精を出したり、チェスや将棋に打ち込んだり、エベレストを目指す登山…

(メモ)ペンギンについて

ペンギンの種類 ペンギン:真核生物の動物界脊索動物門鳥綱ペンギン目ペンギン科 エンペラーペンギン属(2種) コウテイペンギン キングペンギン (左)コウテイ(右)キング 二種とも卵を足に挟んで温める。 エンペラーペンギン:潜水能力が高い(500~…

「マンキュー入門経済学」③

市場とは、財・サービスにおける売り手と買い手の集まりのことである。市場はさまざまな形態をとるが、時間を決め競りによって価格が決まり売買が成立するといったように高度に組織化されていないケースがほとんどである。アイスが欲しい人は決められた時間…