にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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2024-01-01から1年間の記事一覧

「歴史哲学への招待」第三章:進化する歴史

第三章 進化する歴史 近代市民社会の樹立としてフランス革命を高く評価する声は多いが、あの革命の経過は血なまぐさいものでまさに《嵐の時代》だった。古い秩序が崩壊し新しい秩序が樹立するためにはこうした時代を通過しなければならないのは歴史の常であ…

「歴史哲学への招待」第二章:歴史と偶然

第二章 歴史と偶然 わたしたちは、二つ以上の事象が因果性という必然的関係なしに出会うことを「偶然」と呼んでいる。ひとつの出来事を起こす複数の因果系列同士は必ずしも因果的に結びついてはいない。すなわち、どちらの因果系列からも片方から片方を予測…

「歴史哲学への招待」第一章:変動する歴史

第一章 変動する歴史 1914年6月18日に起きたサラエボ事件は、人類史上最初の世界大戦を引き起こした。記念日に皇太子とその妃が市庁舎に行く途中で車に爆弾を投げつけられ、急遽ルートを変更。たまたま運転手が道を間違え立ち往生していたときにそこに居合わ…

「可能世界・人工知能・物語理論」序

序 物語があって虚構がなく、虚構があって物語がないといったような文化はおよそ考え難い。また、文学があって虚構がなく、虚構がなくて文学がないといったような文化もありそうにない。この「文学」「物語」「虚構」の属性はすべてお互いに牽引しあっている…

「数学的な宇宙」第二章:空間での私たちの位置

第二章 宇宙はどこまで続いているのかといった難しい問題に取り組む前に、まず宇宙よりは小さいが十分デカいものの大きさを知ることから始めよう。 ここでは地球を完全な球体であると仮定する。夏至の正午にエジプトのシエネで太陽が真上にくること、そして…

現代論理学(Ⅰ)論証の構造

論証とは、命題からなる列のうち、或る一つの命題がそれ以外の命題によって立証されるものあるいは少なくともそのための証拠を提供されるものとして意図されるようなものをいう。立証を意図される命題を帰結、それ以外の命題を前提と呼ぶ。命題とは平叙文で…

「マグロウヒル大学演習 現代論理学(Ⅰ)」第二章

第二章 論証の主要な目的はふつう、帰結がおそらく真であることor確実に真であることを証明することである。 論証はその帰結が基本前提から必然的に導かれるか否かによって演繹的と帰納的のふたつのカテゴリーに分けられる(その記号体系の推論規則によって…

「数学的な宇宙」第一章:実在とは何か

第一章 実在とは何か 「あまりにも直観に反している!」としても不思議ではない。もしも洞窟に住んでいた時代の女性が本気で物質の究極的なすがたをあまりにも真剣に考えていたら彼女は生き残れなかっただろうことからもわかるように、人間が進化によって獲…

「志向性の哲学」 第一章

第一章 志向性について考えるうえで、対象は必ずその作用とセットで考えられる。つまり『これは対象ですか』と問うことに意味はなく、『これはあなたが欲しいと思っているビールですか』という仕方で作用との関係を問われる。 さて、志向性を成立させている…

「マグロウヒル大学演習 現代論理学(Ⅰ)」第一章

第一章 論証の構造 論証とは、言明からなる列のうち、一つの言明が帰結として意図され、それ以外の言明すなわち前提が、その帰結を立証するもの、あるいは少なくともそのための証拠を提供するものとして意図されているような言明列である。論証であるために…

「志向性の哲学」 序章

序章 志向性とは、意味を把握することによって、我々の思考や想像、知覚といった経験が「何らかの特定の対象についての経験」として成立していることをいう(『現象学は外在主義から何を学べるか』)。これはわれわれと「対象」のかかわりである。 当たり前…

論文「外在主義から何が学べるか」

cir.nii.ac.jp ここに「外在主義」とは意味論的なもので、『ある主体が何を思考しているのかといった経験内容を特徴づける上で、その主体の外部に存在する周囲的な状況、外在的な要素を無視することはできない』ということである。これは、意味や思想内容と…

(日記)宇宙

2024.03.20記 生きているとはなにかと調べていたら、生命のあることだというので、それじゃあ生命とはなにかと調べたら「恒常性」「組織化」「代謝」「成長」……と言われた。なんだか「そういうことじゃねえんだよな」という気もするのだが、なにがちがうのか…

「人類史のなかの定住革命」

以前から紹介している「人類史のなかの定住革命」に関する記事を統合しようと思っておりましたが、考えていることのメモも兼ねて、いつもの日記(エッセイ?)風に書き残しておこうと思っています。 そもそもこの本を知ったのは、おそらくほとんどの人がそう…

にんじんと読む「意識の自然」事象そのもの

「事象そのもの」とは? 現象学の根本精神である「事象そのもの」とはなんなのか。どうやらそれは直観的に把握され、直接的に見ることができ、概念や命題や思念の起源であるらしい。しかし一方で、それを見ることは難しいとも言われる。現象学という語は一般…

にんじん道具箱「オーエ ボディタオルあわゆき」

オーエ ボディタオルあわゆき てきとうに買ったのだが、意外と役立っている。注目ポイントはこちら。 すごくふわふわでやわらかい。「あわゆき」 ほぼ一瞬でふわふわに泡立つ。 こするというより滑るよう。ゴシゴシしないと洗った気がしない人には向かないか…

にんじんと読む「行為主体性の進化」 第四章まで

第一章 はじめに 霊長類や哺乳類はたとえば昆虫たちより知的にみえるが、行動の複雑さの観点では大した差はない。ただ、昆虫たちの行動が進化によって培われた生物学的規制(バイオロジー)に基づくのに対して、哺乳類はある程度は個体のコントロールのもとで情…

(日記)なにもない日々

2024.03.13記 ほんとうになにもないので日々の出来事としてなにもいうことがない。しかしそういえば、現実の出来事をそこまで書いたこともないのでなにも問題がないともいえる。 巷では『葬送のフリーレン』が大人気だ。この前の戦闘シーンはかっこよかった…

にんじん道具箱「ミドリ はさみ コンパクトハサミ XS 紺A 35538006 」

コンパクトハサミ XS ハサミの取っ手の部分、丸っこくて、邪魔じゃないですか? ふだんあまり大した活躍もさせていないハサミが邪魔だなと思った人には、このコンパクトハサミがおすすめです。使わないときは取っ手の部分に刃を隠し、筆箱にも楽々入ってしま…

早期緩和/ケアについて考える

早期緩和ケア まず緩和ケアとは、「生命を脅かす病に関連する問題に直面している患者とその家族のQOLを、痛みやそのほかの身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に見出し的確に評価を行い対応することで、苦痛を予防し和らげることを通して向上さ…

(AI日記)おもしろいジョークをいってください

## ユーザー何か面白いジョークをゆってください。## Bingこんにちは、コパイロットです。面白いジョークを言ってあげましょう。数学の先生が生徒に聞きました。「1+1は何ですか?」生徒は答えました。「2です」先生は言いました。「正解です。では、2+2は何…

(AI日記)意味があること、甲斐があること

2024.03.2記 ## ユーザーやる意味があることと、やりがいがある事の違いを教えてください。## Bing「やる意味があること」とは、その行動に価値や目的があると感じられることを指します。これは、行動が合理的な理由や目標に基づいている場合に使われます。…

にんじん道具箱「Anker Soundcore Liberty 4 NC (Blueooth 5.3) 」

Anker Soundcore Liberty 4 NC (Blueooth 5.3) 完全ワイヤレスイヤホン。売りはなんといってもNC(ノイズキャンセリング)にある。アプリで音楽を自分好みに調整しつつ(HearID、3Dオーディオ)、イヤホンタッチでどういう操作にするかを設定したりする。ノ…

にんじんと読む「哲学と論理」第一章

哲学は人間が世界を理解(メタ知識的認識)する運動である.しかし,運動の意識は時間とともに消滅する.それに対して,運動の痕跡は存在する.それゆえにその痕跡を再現し、意識化するためには物理的痕跡が必要となる.この痕跡が記号であり,意識の再現(復活)で…

にんじんと読む「借りの哲学」 第二章

第二章 《借り》から始まる人生 借りを認めることは自分の力ではできないことがあると素直に認めることである。私たちは生まれたとき無力でありだれかの世話にならなければ生きていけない。人間は借りと切っても切り離せない存在である。 【メモ】 以上。残…

にんじんと読む「借りの哲学」 第一章

第一章 交換、贈与、借り 「贈与」というものは基本的に「交換」を目指しており、未だ返さずの部分が「借り」である。高級レストランで奢ってあげたのにお返しがサイゼだったら損をしたと思うだろうか。ただ相手の経済力を考えるとサイゼでも十分だと思う人…

にんじんと読む「借りの哲学」 はじめに

はじめに 資本主義が発展する以前の社会において、負債・借りをつくるというのは首輪をはめられるのと同じく、拘束され返せなければ相手の奴隷になるのと同じことだった。つまり「自由」を奪い、束縛したのである。しかし資本主義においては負債はすべてお金…

にんじん道具箱「[nicolyfam] ルームシューズ」

[nicolyfam] ルームシューズ 数えている人はいないと思うけれど、にんじんが一人暮らしをはじめてから8年が経過した。つまり8回の冬を越えた(そしていま越えつつある)ことになるのだが、今までまったく気が付かなかった。冬は暖房の温度を上げるのではなく…

にんじんと読む「聞く技術 聞いてもらう技術」

普段は内容を要約しているけれど、今回は読みながら考えたことを書いていきます。 人とかかわらなければかかわらないほど、他人のことがバカに見えてくるのかも……と思ったのは、人が深い話をするのは、その相手としょっちゅう会っていて過ごす時間が長いほど…

にんじん道具箱「財宝 天然アルカリ温泉水 財寶温泉ミネラルウォーター 軟水」

財宝 天然アルカリ温泉水 財寶温泉 ミネラルウォーター 高い。しかしこの水は一味違う……。 同じ水なのに何がちがうのかよくわからないが、「水だけ飲むと後で気持ち悪くなる」という現象に悩まされていた自分が、財宝では悩まずに済む。その点が大きい。前に…