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(メモ)日本の古代史

列島の古代

縄文時代
  •  完新世(約一万年前):海面が上昇し、現在の姿に。

 氷河時代が終わり完新世に入ると、環境変化によって気候が温暖化し動植物相が変化した。縄文時代(約一万二千年前~約二三〇〇年前)がはじまる。縄文文化の特徴は弓矢や土器、磨製石器である。煮炊きができる土器によって食生活は向上した。

 生活は狩猟・漁撈・採集から成り、数世帯が集まって集落をつくっていた。自然条件に左右されるため、縄文人には自然に対する畏敬に応じた呪術的な信仰が広くみられる。また葬送祭祀・祖先崇拝の場所もあった。

弥生時代

 縄文時代のほとんどは稲作はまだ行われていなかったが、末期になると朝鮮半島から水田稲作が北部九州に伝わり、金属器が使われ、布が織られるようになる。徐々に広がりを見せ紀元前3世紀までには、水稲耕作は東北地方まで広がった。紀元前三世紀といえば大陸では秦と漢という大国がある。この頃からを弥生時代と称する。

 弥生時代の祭りは縄文時代のものと変容しており、狩猟採集の祭りから方策を祈るものとなっている。土偶・石棒ではなく、青銅器や鉄器・鏡などが祭器として用いられている。

 農耕の収穫物を収める高床倉庫が建てられる。生産地や収穫物をめぐる争奪から集落間で戦いが起きるようになり、戦いに備えた集落のありかたに変化している(周りを濠で囲む。集落を高い位置につくる)。

 日本列島に点在した諸小国は中国の王朝に働きかけており、自らの地位を高めようとしていることがうかがえる。

 三世紀初めに後漢が滅び、中国は三国時代を迎える。この頃、日本列島は大いに乱れついに30国ほどの小国連合にまとまった。この連合の中心にあったのが邪馬台国であり、卑弥呼を女王とした。卑弥呼は魏とやり取りをし、247年には狗奴国との戦いへの支援を求めている。

 卑弥呼が亡くなると大きな墓が作られ、百余人の奴婢が殉葬された。このように魏志倭人伝には邪馬台国の時点で日本列島に奴隷制度があったことが書かれてある。卑弥呼亡き後は後継者争いが起きたが、結局血縁の壱与(イヨ)という女性が13歳にして王となっている。

 

 農耕の収穫が蓄積されるようになった弥生時代には、縄文時代にはなかった本格的な戦争が展開したが、東アジア地域との交流や列島内での交流が盛んになった(戦争も交流のひとつ)。ところが、本州、九州、四国以外の北海道では「続縄文文化」、沖縄などの南西諸島では「貝塚文化」など、食料採集文化が続いていった。この後、日本の文化は三者に分かれて進行していく。

 

弥生ライフ

  •  弥生時代といえば「戦争」「鉄」「つるっとした土器」がイメージ。複雑化する社会情勢も。争い、支配、格差……。
  •  弥生時代は紀元前10世紀前後~紀元後3世紀中頃。時代幅は研究者の間でさまざま。「北部九州で大規模な水田耕作~近畿地方前方後円墳」まででいうとこの年代になります。

 弥生時代に生きた人は「渡来人」と「縄文人」のミックス。渡来人は水田稲作の技術と金属器を携えてやってきました。縄文時代前期から既に船で交流はあったものの、それは移住を目的としたものではなく、漁師同士のゆるい繋がり。

 それが縄文時代晩期になると朝鮮半島水田稲作がはじまり、農耕社会の発展とともにムラのなかに身分差がでてきました。そうなると支配を逃れたい人がでてくるのは自然なこと。それが渡来人だったというワケ。渡来人は縄文人より平均身長が高く、案外大柄だったようです。

 弥生人縄文人を戦いで滅ぼしたわけではありません。一緒になって暮らし、そのうち溶け合っていったのです。

  •  弥生時代を語るうえで欠かせないのが「環濠集落」。集落の周りに濠を巡らし、いろいろな脅威から防衛をはかりました。ちなみに周りに水路を巡らすのが環濠で、大穴を掘ってしまうのが環壕と区別されているようです。ショベルカーはないので全部手作業です。
  •  集落の周りには濠。その手前には柵を張り巡らし、奥には枝付きの木を地面に差して防衛しました。逆茂木サカモギといいます。動物を狩るための道具は人と争うための道具へと変わっていきました。
  •  弥生時代の集落には上下関係があります。リーダーがうまれ、人口が増え、サブリーダーができ、人口が増え、サブサブリーダーができ、人口が増え、といったように、強力な権力を持つようになったのが王様。ムラからクニへ、です。

 縄文時代は丸太で家を作りましたが、弥生時代は板材を使いました。床の形もマルではなく、シカクへ。このようにすることで組み合わせがしやすくなり、建物の大型化ができました。

 

 さて、「卑弥呼」についてです。彼女の存在が明らかになったのは魏志倭人伝という本のおかげです。複数のクニの争いを鎮めるために、みんなで立てた女王が卑弥呼です。彼女は一人の男を除いて誰とも顔を合わせなかったようで、徹底的に会う人を制限していました。彼女の言葉はご信託として男を通して伝えられました。ちなみに男の正体は詳しくわかりません。

 

 

 

 

列島の古代 (日本古代の歴史)

列島の古代 (日本古代の歴史)

  • 作者:信, 佐藤
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: 単行本