にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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にんじんと読む「免疫と「病」の科学」

 今回のテーマは「慢性炎症」です。

 専門的というかむずかし~(∩´﹏`∩)のが多かったのでそこらへんは全部飛ばしてます。多分手に取ってもらったら同じ顔になると思います。そして最後には「禁煙して何事もほどほどにするんやぞ」というよくある対策が示されて終わります。

 

 炎症とは、

 生体の恒常性を構成する解剖生理学的反応の一つであり、恒常性を正常に維持する非特異的防御機構の一員である。 炎症 - Wikipedia

  炎症が起こると、発赤 (ほっせき:redness)、熱感 (heat)、腫脹 (swelling)、疼痛 (pain) という症状が起き、これらをケルススの四徴候と呼びます。逆に、このケルススの四徴候が起こった時、我々はそれを炎症であると判断します。

 炎症は防御機構であるという通りに、ケルススの四徴候は異物に対する生体の意義のある反応である。①血管が広がって局所への血流が増える、②血管の壁がゆるくなって漏れやすくなり、③生体防御に必要な細胞や物質が血管内から炎症局所へと漏れ出して溜まり込み、④異物を排除、します。腫れや痛みは我々に対する警告であり、運動を制限させます。

 炎症というものは基本的に一過性のものであり、元の状態に戻れば収まります。しかし時としてそうではない炎症があります。これを慢性炎症と呼び、一過性のものを急性炎症と呼ぶのです。慢性炎症は炎症が長くだらだらと続いている状態であって、時間的にどこからが慢性か、急性かという判断は曖昧です。

 急性炎症については上記のとおりですが、慢性炎症の場合はケルススの四徴候が必ずしも見えないという特徴があります

 慢性炎症は、

(1)炎症組織で炎症性サイトカインと呼ばれる複数のたんぱく質が生まれ、他の細胞に連絡していくことで、他の箇所にも広く影響を及ぼしていき、

(2)炎症が起きた組織の細胞が死に始め、組織自体の機能低下が起こるとともに元に戻りづらく

 なります。これが肝臓で起こると肝硬変になったり、肺胞で起こると肺線維症になり呼吸不全に陥るなど、「慢性炎症は万病のもと」といわれます。