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世の中は案外てきとう(日記)

2022.08.03記

 労働者を死に追い込もうが、不衛生な調理場で食事を作ろうが、名誉棄損をしようが、当たり前のように活動を続ける様を見ていると、なんてことだと悲しくなる反面、こういう人達でも平気でいるのだから世の中なにをしても平気ではないかと頼もしくもある。もちろん嫌みだが。

 一体何人が泣き寝入りをし、事件として取り上げられることもなく、軽犯罪から重犯罪の被害に遭っているのか。救われないのだから「自己防衛」しかないわけだが、防衛する力もなく圧迫され続けた結果、「死刑になりたい」だのなんだの言い出したり、果ては「攻撃」にまでうってでるやつが現れる。元総理の暗殺である。政治的な動機ではないし、攻撃対象として本人の目的に照らして適切だったのかという議論もあろう。そもそも人殺しはいけないことだ。とうてい擁護できない。が、あれをやった結果、各政党はカルトとの繋がりを問い質されているのも事実で、「じゃあやったほうがいいじゃん」となって、今まさに練った計画をたてている人間もどこかに必ずいることだろう。第二、第三と重ねるほどに動機が限りなくしょうもなくなっていくもので、最後には、気に入らねえから叩きのめせ以外ではなくなることだろう。最悪の世界。かの容疑者はドミノのピースに指をかけた点でも罪深い。しかし、「正しい世界線の彼」はいったいなにをするというのだろう。彼はどうすべきだったのか? 「やるべきではなかった」という以上の答えが必要だが、そんな議論は見たことがない。

 法を犯さなくても、労働者は職場の不正に文句を言うためだけに「俺に失うものはない」といったスタンスをとらなければならない。それでようやく大騒ぎになるものの、「今後気を付けます」の一言で終わる。株価が何パーセント下がったと言っている人はチャートを見たことがあるのかと聞きたくなるぐらい、株価は右肩上がりで、あんなもの下がった内に入らない。それどころか、件の店舗の汚さは特殊なもので調査の結果大半はきれいなんですと言い出す始末。「捨て身で体当たりしてこれか?」一体何人が思ったことだろう。外食にも行きたくなければ働く気も失せるだろうが、従業員にも生活がある。辞めるわけにはいかない。しかし訴えても変わらない。物価も上がり始めた。生活は苦しい。圧迫だけはされ続け、あげく、「出生率は?」と来る。限界すぎる。一人でいることさえ精いっぱいだというのに。

 しかし生命は道を探し出す。道徳的な道を。たとえ痛みをともない、危険をおかしてでも。

 

 

 

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