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横断歩道(日記)

2023.08.12記

 Twitterでもマストドンでも書いているのでくどいようだが、この前信号待ちをする自転車に乗った父子がいた。父親は道に車体をはみ出させている。これを「どういう神経をしてるんだろう」と思うのはあまりにも潔癖すぎるだろうか。子どもが同じことをしたらどうするんだろう。内輪差で轢き殺されるぞ。

 そうとはいえ、こういうのは結局「意識が低い」という話なので、面倒な意見であることはわかる。完璧な親なんかいないので、まあ小さいことといえば小さいことだ。ふだんどういう人なのかも知らないし、口を出すことでもあるまい。たとえばこれを大問題視してどこかへ通報する人がいたら、さすがにその行為のほうにドン引きしてしまうだろう。……と思いつつ、でもやっぱり信号ぐらいふつうに待てねえのかと思う気持ちもあり、どうにもしがたい。よそ様の話だから、自分がやらないようにすればいいだけだ、と内心で決着をつけておく。まあ、私にはそもそも子どもがいませんが……。

 このことを一般化して、「人のふり見て我が振りなおせ」という。じゃあ一体いつ、相手の行為を禁止し、強制させるのか。そのような権限は一般市民には与えられていない。ただ、たとえば悪徳の商売をやっているカスを喫茶店で見かけた場合、「マルチじゃーん!w」といって指摘するのを、善き行いだと思っている人もいる。法律で禁じられていることをやっている人なのでいくら叩きのめしてもいいことになっている。いったいどんな事情でそんな商売に手を染めることになったのかはまったく考慮しないでもよいことにもなっているようだ。その様子を晒し上げて動画サイトにアップしてもいいらしい。悪いことをしてる人と、良いことをしていると思っている人は、両方たちが悪い。じゃあ放っといてもいいのかというとそうはいかないこともあるが、これをうまくするりと解決してしまうのがコミュ力というものかもしれない。法で殴ることぐらいしか思いつかないのは、本来はあまりスマートではないんだろう。