2023.10.06記
ひさびさに日記を書こうと思ったのだが、思いのほか、厭世的になったのですべて消してしまった。先日よりもいを見て（宇宙よりも遠い場所 Blu-ray BOX）、自分もなにかを目指したい、自分をさらけだすのだと意気込んだはいいものの、そのように振舞おうとすればするほど逆に世の中が面倒に感じてくる。あれは間違いなく『女子高生』の物語だと実感する次第である。
これは作品をdisってるのではない。ぜんぶぜんぶさらけだして、怒ったり、泣いたり、笑ったりできるのは、あれぐらいの年頃か特殊な環境しかないだろう世の中を悲しんでいるのである。まあ、毎日が最終回みたいになったらそれはそれでいやだが。でも、たとえばあの四人が男子高生だとしたら、わんわん泣き喚いたり、げらげら大笑いしているのを見ていられるか？ 自分たちは自分たちが思っている以上に、性別に縛られているようだ。これを解放する活動をするはずの人々は、「特別な人たち」としてわざわざ特別な名前をつけて「レインボウ♥」と言うのに必死になっている。にんじんは働きたくないほうの多様な性別・アンワークなので、今後はLGBTQ+Unworkでやってもらって、働かなくても大丈夫な社会を目指していただきたい。
