にんじんブログ

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はっぱ一枚あればいい

 幸福というのは結局気の持ちようかもしれません。

 

 ショーペンハウアーが「幸福について」で言うように、陽気さは幸福の正貨であるようです。起こった出来事がストレスになるかどうかは解釈次第でプラスにもマイナスにもなるらしいのです。

 

 心の立ち直り力、レジリエンスの観点から言えば①永続性②自責性③普遍性をもった捉え方は危険です。なにか嫌なことがあったときはこの三つの捉え方をしていないかどうか注意しましょう。いわば、いつまでも影響が続き、なんにでも影響を及ぼすような出来事などはなく、すべて自分が悪いというようなこともない、ということです。

 

 登頂した時に「やった。わぁ、景色がきれい」と思うか、「こんだけ苦労してこれかよ」と思うかで幸福かどうかが決まるなんて、……まぁ言われてみればそりゃそうかという感じもします。

 幸福と聞いて思い出すのが、笑う犬でおなじみの「はっぱ隊」です。はっぱ一枚あればいいという彼らのポジティブさ加減には思わずこっちも元気になります。まぁ、はっぱ一枚なんてにんじんは勘弁してほしいですが。

 

 ただネガティブといっても悪いことばかりではありません。ネガティブなときは未来への用心をするとすごくうまくいきます。あと、ネガティブなときだと何故か物凄く創作がはかどります。マインドワンダリングが関係しているのかもしれません。マインドワンダリングというのは、あれこれと考えがいったり来たりすることで、普通に何かに取り組んでいるよりも脳が疲れることがわかっています。しかしあれはあれで、やるのに意味があるのです。