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2020年度社会保険労務士 対策記事!🥕

 本日のテーマは「社労士」

 

 令和元年試験に落ちたことが、結果を見なくてもわかる勢ことにんじんです。ちょっとこのあたりで落ち着いて、2020年度(令和2年)試験の対策について考えていきましょう。

 

 社労士試験の目標は、合格基準を満たすように点をとることです。出題される法律を体系的に理解する、ことではありません。資格試験をするぐらいですから、合格基準を満たすように勉強していればある程度知識が蓄積され理解できるように作ってくれているはずです。要するに合格すりゃいいわけです。実務はあとで覚えましょう。

 資格試験は「全部しっかりやるぞ」と意気込むと、マジで落ちます。気楽に。

 

 

 でも多分社労士を受けようなんて人は、既になにかの資格試験をくぐりぬけて来た人も多いはず……。行政書士だったら記述が合否を分けていたりしましたね。商法を捨てようとか色々戦略がありました!

 

 しかし社労士はただひとつ、「全部覚えろ」しかありません。

 合格基準は「バランスよく点をとれ。偏ってたら落とす」これだけ。対策も何もありません。しかしそうした中でも対策を打ち出していかなければ済まんのです。

 

配点

 選択式:1科目5点満点、合計40点満点

 択一式:1科目10点満点、合計70点満点

 

<合格ライン(令和元年)>

 26点&各科目3点以上(選択式)、43点&各科目4点以上(択一式)

 

 このように6.5割(選択)、6.1割(択一)の点をとることが合格ラインになっています。もしこれだけなら社労士試験も大したことはないのですが、『各科目〇点以上』がキモです。各科目半分以上間違えたら終わりです。

 

にんじん対策

 社労士試験で最も肝心なのは過去問です。

 資格試験というのは毎回新しい問題をこさえるわけではなくて、過去に出したものを言葉を変えて出題します。焼き直しです。再出題率は2,3割と言われていますが、一体どこ発の情報だかわかりませんし、一問一答形式で2,3割なのか、それとも各問ごとに2、3割なのか、どういう基準で再出題とみなすのかなど、色々疑問があります。

 労働基準法の第1条、2条に関する問題は平成25年から令和1年までに、平成29年と令和1年を除いて毎回出ています。また、均等待遇など、労働憲章にあたる条項も平成22年を除いては、平成20年~令和1年の11年間で毎回出ています。これはもちろん、一問一答のことで、大問のなかにでてくる一つに過ぎないのですが、正誤判定で確実に消せるものを持っておくのは大切なことです。

 選択式については「択一式でなんかちょろっと見たことある」ようなものが出ると思っています。選択式のデータが手元に少ないので単なる印象になりますが、令和1年の選択式は「見たことある」ものだったので満点が取れました。一方過去問のチェックが不十分な労働保険分野は惨敗でした。

 

 過去問の分類は「暗記」or「理解」でしましょう。たとえば一日の労働時間は原則として何時間かは覚えておかなければなりませんが、十和田観光電鉄事件といった最高裁判例は単に名前を頭に入れるのではなくどういう感じの事件でどういうことを争った事件なのかを少し詳しく見ておく必要があります。

 過去問の正誤には「法律」「施行規則」「通達」「最高裁判例」が使われますが、最初の二つが暗記モノ、通達は両方の要素アリ(どうしてそんな風にしたのかを理解する必要がある)、最高裁判例は理解モノでよいと思います。ちなみに安衛法は法律、規則、通達が大変多く、暗記科目と呼ばれる所以です。

 

スケジュール

 11月終わり頃⇒8月終わり頃(試験) : 9か月

 

 ~3カ月:過去問を丁寧に。過去〇年の〇をどんどん増やして行って、15年ぐらいまでは繰り返してやりましょう。同じ問題も繰り返すことになりますが、マルバツだけでなく「法律(規則)」「通達」「判例」かぐらいは見ただけでわかるようにしましょう。

 ~6か月:問題集も並行してやる。勉強時間が二倍になります。これも徹底的に繰り返して、頭に叩き込む分は叩き込み、理解するものは理解しましょう。

 ~9か月:上にあわせて、さらに予想模試をやります。これは最後2か月ぐらいでもいいかもしれません。勉強時間はさらに倍増します。直前期なので……。

 

 

 

 

 

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