- 現象 を データ生成システム として見る!
- 溢れ出てくるデータから、それを模倣した人工的なモデルを数学的に構築する(数理モデル)。与えられたデータの生成ルールを再現しようとする。モデル ⇒ 重要な変数を決めて、その変数間の関係を決めて、数式であらわしたもの。そのモデルがきちんともとの現象と合っているかどうかも評価する。
- 数理モデルは現象そのものではなく、模型のようなもの。数理モデルからそう言えるからといって、現象もそれに従ってくれるわけではない。
現象をデータ生成システムとして見る、と書いてあって、なるほどなと感心した。理解志向モデリングにしても、応用志向モデリングにしても、「現象」について特になにか主張しているわけではないらしい。もしもう少し回り込んで、現象の違う側面を見ようとしたなら、哲学が必要になる。