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(日記)漫画は労働に効く

2024.01.29記

 職場で出会う人なんて数年後には赤の他人だし……などと自分に言い聞かせたり、俺は俺、仕事は仕事なんだぜ……と決意しても、いざ職場というひとつの「世界」に迷い込むと、心と体がそこに適応して、割とどうでもいいことでくよくよしたり、思い悩んだりしてしまうものだ。「仕事」でもそうだが「大学」「学校」とか、より広くいえばそこに向かうにあたって異なる態度を必要とする「状況」一般は、もはや「世界」といっても大袈裟でないほどに、自分の考え方や感じ方のすべてを変えてしまう。はっきり言ってどうにもならん。どこに行ってもマジで態度がひとつも変わらない人がいるが、この理屈でいうと、あまり「世界差」がないというか、「状況」をそこで適用するノウハウの違いだと見ていることになる。むしろそういう人には「安心空間」「ウチ」「ホーム」といったものがあるのか逆に心配になる。

 最強のストレス対処手段は、カラオケではなくて、寝ることである。これはもう間違いないことだと自信を持っている。しょうもない問題は寝たら一瞬で消え失せる。重い問題は軽くなる。次のストレス対処手段は歩くことで、ただひたすら歩く。最初はもやもやと考えているだろうが、一万歩も歩かされたら何もかもどうでもよくなる。スマホもいじってはいけない。ああいう、自分の代わりに考えてくれる、みたいな機械は散歩という小さな旅には有害でしかない。読書もそう。歩きながら本を読むなんてのもとんでもない。歩くというのは、何千歩も歩かされる中で疲れて周りなどどうでもよくなり、変な考えごともできなくなり、すっかり孤独になるためにやるものだ。

 ところが通勤で歩かされるのなんか多くの人はご免だろう。とするとやっぱり寝るのが大事だということになるが、問題は退勤してから寝るまでの時間だ。そこで使えるのが漫画だ。漫画しかない。ギャグ漫画がよい。なぜならギャグ漫画はギャグ漫画なので、読者になにか変わるように訴えかけてこない。メッセージ性をいちいちぶつけられない。ギャグ漫画に出てくるキャラは性格破綻者であればあるほど面白く、駄目なやつはダメなままで、むしろそうあるほどに面白い。コメディとはその人物たちの生命力を過剰なまでに爆発させた作品だ。一方、ストーリー漫画はそういうキャラたちに反省を促し、よい方向に導こうとしてくる。そしてそれが成功したり、失敗したりする。あるいはヒーローなどが出てくるとその力に憧れたり、自分にはそういうのがないなと思ったりする。いやいや、今そういうのはいい。今はただ「別の世界」に行きたいだけなのだから……

 

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⇩ アカネが一番ヤバい

⇩ どこからでも読める!誰にも憧れない!「わかる」!