原稿用紙一枚で書く日記。#3
男女平等という声が盛んだからこういうタイトルはある種の人々を刺激する。けれども注意しなければならないのは、これから述べるのは統計的な違いであって、個々人がどうとかいう話ではない。詳しくは下の本を参照。
男性・女性は統計的に見て、それぞれシステム化・共感が優位であるらしい。システム化というのは分析とかそういうやつで、共感は相手の立場に立って考えることだそうだ。なんというか概ね「男性的」「女性的」なイメージと重なっている。とはいえ、男性がみんな人の気持ちがわからん頭脳明晰なやつなわけではないし、女性がみんな理屈を知らぬ聖女なわけではない。両方の能力が欠如してそうなやつはどちらの性別であろうがきっと一人は思いつくことだろう。しかしながら一応男を見かけたら理屈が好きで、女を見かけたら共感能力があると思うほうが当たる確率が高いのはたしからしい。まぁ、「所詮確率でしょ」という感じも否めないが。
- 作者: サイモン・バロン=コーエン,三宅真砂子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2005/04/28
- メディア: 単行本
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