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「Google」について

Googleの成り立ち

検索サイト立ち上げ!

 1995年スタンフォード大学ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが出会い、意気投合した。彼等は博士論文のために共同研究をはじめた。そのテーマは「ウェブのリンク分析」だった。当時の検索エンジンはアクセス数を上位として結果を表示していたが、二人はそのページがもつリンク先の数と、リンクされている数によって品質を測定し、結果を表示する新しい検索エンジン理論を提唱した。その後、その検索エンジンを実装するにあたり、莫大な情報量を意味する「googol(10の100乗)」の綴り間違いである「Google」と命名した。

 1997年、スタンフォード大学内のパソコンでつつましく始まった「google.com」は二人にとってビジネスではなかった。検索エンジンを開発したところで金もうけに繋がるとは考えていなかったからだ。しかしITベンチャーに投資しているベクトルシェイムという人物が二人に10万ドルを貸し付けたことをきっかけに、ビジネスに寄り添えるだけ寄り添ってみようという気になった。1998年のことであった。

 だれでも知っているようにGoogleの主な収入源は広告である。しかし当初、広告は検索結果を腐敗させるとして、二人はそれを悪とみなしていた。なぜなら金を払ったページが上位に表示されるのだから、どうしても正確な検索結果を阻害してしまう。とはいえ、広告なしにどうやって検索エンジンが収益をあげるのかという大問題が立ちはだかる。

 「ヤフーなどの大規模ポータルサイトに検索技術を売る」といったアイディアもあるにはあるが、そもそもポータルサイトは検索サイトとは異なる。検索されるとポータルサイトの外に出て行ってしまうが、ポータルサイトは自分のサイトに留まってもらわなければ収益をあげられない。

 

Googleの正体 (マイコミ新書)

黒船特許の正体-Apple、Amazon、Googleの知財戦略を読み解く- (Next Publishing)

グーグルマップの社会学 ググられる地図の正体 (光文社新書)

 

 

利益をあげる

 検索サイトと収益の関係を解決したのはビル・グロスという実業家の仕事だった。彼が作った「ゴートゥードットコム」の発明は『検索連動型広告』である。ふつうに広告を出したって見る人もいれば見ない人もいる。新しく大手に対抗するようなポータルを作るのは資金面で難しい。そこで、検索サイトに消費者を選別させることを考えたのである―――たとえばあなたが自転車を検索する。何故そんなことをしたかって、何らかの意味で自転車に興味があるからだ。まずこれが基本。なんでもない広告をどかんと出すより、自転車を検索したひとに自転車の広告を出せば効率がいい!

 しかしいま誰もゴートゥドットコムという名前を知らない。なぜか。

  •  彼は広告料の多い人を上位に表示させた。するともちろんユーザーの希望とズレが出る。すると収益率が下がる。そこで彼はポータルサイトと協力することにした。ゴートゥードットコムの検索を置いてもらって、1検索あたりお金を支払う、しかもそれで広告を踏んでくれたら5ドル支払う。一方で広告主はワンクリック当たり1~2ドル支払う。彼はレイアウトを工夫することで複数回クリックするようにユーザーを誘導し、業績を黒字にした。
  •  彼はゴートゥードットコムに表示される広告を、ポータルサイトにも置いてもらうことを考えた。収益は折半である。広告を踏む人が多いと両者にとって利益になるのだが、ポータルサイトは面白くない。なにしろ、ポータルへ検索しに来た人のなかに「じゃあ最初からゴートゥーいけばいいや」という人があらわれたからだ。彼はポータルとの連携に力を入れ始めた。
  •  そこにGoogleがあらわれる

 Googleグロスの考え方をさらに洗練させる。

 Googleが打ち出したのは「アドワーズ広告」だった。それはたった三行の広告で、検索結果の最初に表示される。もちろん上位のほうがクリックされやすい。しかしGoogleは広告主の意向を反映させたりはしなかった。利用者が求めているものを上位においたGoogleの目的は検索エンジンを精密にすることであり、広告をおいたのはその手段に過ぎない。広告料の多いものが得をするわけではないからもちろん広告料そのものは平らになっただろうが、広告のクリック率をもとに上位表示しているので、Googleは黒字化した。

 Googleはさまざまなサービスを無償で提供する。インターネットユーザーを増やすことは自分たちの検索サイトが使われることだ。気になったことはすぐインターネットで調べるようになればなるほどGoogleは得をする。Google.comが最強の検索性能を備え、ユーザーの見たいものを見せてくれるからだ。

 彼らは地道に、超クソ真面目に次のポリシーを実行し続ける。

Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです」

 Googleにアクセスすれば色々なサイトに飛べる。マップを開けばどこでもいける。ショッピングも、動画も、メールも、Googleにいけばなんとかなる。

 

 だけどどうしてGoogleは私たちが望んでいるものを表示できるのか?

 行動を「追っている」からだ。ここにプライバシーの問題が生ずる。それ以外のさまざまな問題も!