この本では『老化』について考えています。
そうとはいえ、エイジングしようが何しようが全員死にます。問題なのは、「平均寿命が年々伸びていくのに対して健康寿命がそこまででもない」ということです。男性の場合は9年、女性の場合は12年ほどの不健康期間を経て死に至ります。この差をなんとかしようというのがコンセプトです。どうにもならないこともあります。
身体は年齢が上がるほど機能が弱ってきます。そのバランスの変化に追いつけず、身体のさまざまな場所に影響が出て、病気になります。この変化をできるだけ抑えることが大事な予防になります。
- 筋肉
- 腸内細菌
- 筋肉は40歳ぐらいから急激に衰え始めます。でも年をとってからも筋トレはできます。
- 60歳ぐらいから悪玉菌が優位になり、がんなど病気の原因になりますヤクルト・ヨーグルトなどの細菌を取り入れたり、食事を低脂肪・高繊維食に切り替えていくことが必要です。