① 平均寿命・健康寿命
厚生労働省が毎年発表している。もちろん平均寿命はそこで全員が死ぬわけではなく、たいてい生き残っているので、確率的にはそれより3年以上は見込むことができる。恐らく、90歳を超える人がほとんどだと思われる。女性だと100歳は越すかもしれない。
② 基礎代謝量
生きてるだけで消費されるエネルギー。
Mifflin-St Jeorによる基礎代謝量の計算式によれば、
- 「男性kcal:10×kg + 6.25×cm - 5+年齢 +5」
- 「女性kcal:10×kg + 6.25×cm - 5+年齢 - 165」
一日の総エネルギーは基礎代謝+身体活動量+食事誘発性熱産生(飯を食うと出る熱)であり、それぞれ6割、3割、1割で、基礎代謝が最も割合が多い。いくら運動しても基礎代謝のエネルギーに勝てない。ダイエットでは基礎代謝が重視される。ところで、「よい姿勢」というのは骨ではなく筋肉で体を支えるものであるから、代謝がよくなる。(基礎代謝の1.2倍)
ちなみに身体活動量は「運動」と「非運動性熱産生(NEAT)」に分けられる。NEATとは、つまり日常生活動作。メッツ(後述。運動強度)の高い動作をすればエネルギー消費が大きくなる。早歩き(5メッツ)はNEATを高める。
③ 推定エネルギー必要量 = 基礎代謝量 × 身体活動レベル
一日に必要なエネルギーの計算式。身体活動レベルは三段階あって「一日中家にとじこもってるレベル:1.5」「通勤程度の運動:1.75」「体をよく動かす:2」となる。
④ BMI=kg/(m×m)
BMI:22が適正体重。
⑤ 一週間の運動は3メッツ以上を23エクササイズ
1エクササイズとは、1メッツの運動を一時間行うこと。1メッツとは運動強度。運動んの強さは1kgあたりに1分間に取り込まれる酸素の量のことで、基準となるのは何も活動していない安静時で、これが1メッツ。
3メッツを23エクササイズやるには、約7.6時間かかる。これを一週間に等分すると約1時間。3メッツの運動はウォーキング。
⑥ 睡眠は7時間目安。夕食から朝食まで10時間空くようにする。