クラウドファンディングとはなにか
まずはこれがどういうものか調べましょう。
クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる
Wikiで調べると大学では怒られますがブログではOK理論に従って、Wikiからの引用です。さて、同じくWikiからの情報ですが、クラウドファンディングには3つの種類があります。
- 金銭的リターンのない「寄付型」
- 金銭リターンが伴う「投資型」
- プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」
クラウドファンディングの利点・欠点
これによれば大体次のようになるでしょう。
利点
(1)プロジェクト実施者
- 銀行とは違って、その実現可能性が不透明でも資金調達できること
- 返済しなくていいこと
- お手軽
- 商品・サービスの開発段階から、支援者と交流ができること
- 広告が比較的容易で、また、支援者のニーズを商品に反映しやすいことなど
(2)出資者
- 商品・サービスに、手軽に少額から寄付や出資ができる
- タイプによっては、出資額に応じたリターンがもらえる
欠点
(1)プロジェクト実施者
- 目標額までの出資金が集まらない可能性が高いこと
- 募集をかけて、実際に出資金が入金されるまでの期間が長いこと
(2)出資者
- 倒産などで、リターンはおろか、出資金すら返ってこない可能性があること
基本的には想像通りのメリット・デメリットですが、プロジェクト着手までに時間を要するというデメリットは意外でした。入金までは4,5カ月かかるということです。
クラウドファンディングの法規制
さて、クラウドファンディングには①寄付型、②投資型、③購入型があるといいました。詳しくは上のサイトを見てもらうしかありませんが、基本的には金銭的リターンが伴う投資型のクラウドファンディングは、法規制が厳しくあまり行われていません。
たとえば、クラファンで集めたお金を株式に使う場合は「金融商品取引法」、不動産に使う場合は「不動産共同特定事業法」があります。ややこしや。
そして寄付型の場合は「贈与税」(実施者が法人の場合は「法人税」)がかかります。感謝状などの返礼品がつくのが一般的ですが、度を超すと規制がかかります。
そして購入型の場合は通信販売をしているのと同じ扱いになり、特定商取引法に基づく一定の表記も必要です(1)。そしてまた贈与税もかかります(2)。瑕疵担保責任といって、渡したものの不具合も対応しないといけません(3)。
そんなに名前の知られていないところがやるのが普通ですから、仲介業者が「実施者」と「出資者」のあいだにつくことになります。仲介業者は目標金額に達したプロジェクトから手数料を貰うことで儲けています。逆に言えば、目標金額に達さなかったら業者にお金を支払わなくてもよいのです。
おわりに
( っ'ω'c)そうか、贈与税がかかるのか、とおもっております。
でも贈与税には基礎控除があるので110万(?)ぐらいまでは払う必要がなくなります。一般的に個人事業や中小で集まる金額は多くて100万ということですから、問題にはならないかもしれません。
以上の基本的なことを調べてからゆるゆりのやつを見直すと、またちょっと違った感じがします。「ほ~~購入型の。ほ~~~」という程度ですが。