本日のテーマは「スクールセクハラ」。
M教師というのは教育関係で使われている言葉で、〈モンダイ教師〉のこと。
今回のテーマであるスクールセクハラ(わいせつ行為)はもちろん、体罰を仕掛けてきたりといったような人もM教師なわけです。
特別権力関係
「平成29年度公立学校教職員の人事行政状況調査について」をみてみましょう。
割合でいうと「男性」「20代」「自校の生徒」「勤務時間外」が多いことがわかります。発覚は「教職員への相談」によることが多いようです。
ごく当たり前の感覚で考えれば男性→女子生徒という図式が想像できますが、男性→男子生徒にスクールセクハラが行われる場合もあります(驚愕!男性教師「スクールセクハラ」の実態 | 週刊女性PRIME | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準)
また、女性→男子生徒の場合もあります。
女性教師からのセクハラが大問題に 代々木公園の茂みで生徒と!? 教育業界はどうなっている- 記事詳細|Infoseekニュース
文部科学省が教師によるわいせつ行為には原則として懲戒免職で臨むという方針になったのが2001年から。
勘違い
「十歳だから好きになったわけではなく、好きになった相手が十歳でした」
相手は小学四年生。片親だった寂しさからか加害教師をよく頼ったのだそう。先生を独り占めしたがり、「大好き」「私だけの先生でいて」といった手紙をくれたらしい。手紙は毎日。担任からはずれたときは向こうから会いに来たり、いつのまにか知られていた携帯電話番号に、被害女児から電話がかかってきたこともありました。
ほっぺにキスされ、「チュー券」という手作りの券ももらい有頂天になった彼はその頃から女児に「キスしたい」と伝えていたが、捜査の際、
「ほっぺにキスしたのは、先生がすごく優しくてうれしくなっただけです。やっぱり先生は先生だと思っていたので、キスするなんて嫌でした」
と話しました。
結局のところ、加害教師の勘違いだったわけです。
にんじんはスクールセクハラ関連の本を読みながら、なんとなく「こどものじかん」という漫画を思い出していました。昔はぼんやりと読んでいましたが、スクールセクハラということばを知ってから考えると、かなり切り込んだ作品だったんだなとしみじみ思います。
carrot-lanthanum0812.hatenablog.com
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