にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

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情報は捨てるもの。頭のデスクをきれいにしておく

 本日のテーマは情報、特に「捨てる」ことです。

 根本的に重要なのは、必要か必要じゃないかは俺が決めるという方針です。

 

読書の種類

 世の中には腐るほど書籍が出回っています。基本的には過去に出た名著の一部を取り出して薄く引き伸ばしたものですが、パラ読みと適当理解には役に立つので、いかがわしいタイトルの自己啓発本であろうが、なんであれ、気になったらとりあえず手に取ってみると良いと思います。各方面の著作の内容をつまんで集めてきたような本は、それらの方面へ向かうための入り口になります。

 読書には三つの段階があります。

 それに対応して、だいたい三種類ぐらいの本があります。

  1.  「速読するぐらいでちょうどいい本」
  2.  「一部をじっくり見ないといけない本」
  3.  「精読する本」

 小説の速読は無意味ですから最初からちゃんと読まないといけませんが。

 

自己啓発本は無意味?

 にんじんの友達は自己啓発本が嫌いです。タイトルがうさんくさいからです。

 たとえば「〇〇すればすべてうまくいく」であったり「人生が変わる」であったり、夢物語のようなことが書いてあります。先述した通り、中身は名著の中身を引っ張って来たようなものがほとんどです。または著者がその場で思いついたような精神論が説かれていたりします。同じ著者が内容をまったく同じままに違う出版社で本を出しているパターンもあります。あれを精読していたら時間がいくらあっても足りません。

 けれど、にんじんは自己啓発本も読みます。

 

 自己啓発本のタイトルは悲しいことに我々の目をひきます。お金持ちになる方法、成功する方法、人生の意味がどうたらこうたら、答えの知りたいようなテーマでものを書いています。

 重要なのは、自己啓発本が名著の中身をつまんで薄く引き伸ばしているところです。にんじんの友達が評するように「ページ数に見合う情報量がない」にしても、名著のエッセンスは含んでいるわけで、そこだけ取り出す価値はあります。

 

「お金持ちになる方法は」

 というタイトルで気になったら、そこだけ読んでしまうのです。多分、収入を増やすか、支出を減らすか、投資するかしか書いてませんが、さらに進んで、具体的にどうするかまで読みます。多分スキルアップか、家計簿か、少額での株・長期投資信託運用のことが書いてます。「これは良さそうだな」と思うところだけつまんで、あとはもうその本はいりません。別の本に移ってそれについて調べて見ましょう。

 中には、収入・支出・投資いずれでもないことが書いてある場合があります。典型的なケースだと「そもそもお金持ちになる必要ある?」みたいなやつです。こういうのは今の常識には反しているので読者に訴えかけるのが難しいものでもあります。そういうときには多分偉い人の本が引用で示されて自身の主張の説得力を高めようとしてくるので、「わかる~」となったらそっちの本を読みましょう。もうその本はいりません。

 

 自己啓発の本を書店で購入するのはよほどのことです。何回でも読み直したいなんて本は恐ろしく稀なことでしょう。速読専用みたいな本は、公共図書館を利用して、手早く処理するのが基本です。

 その過程で、

  •  自分は一体何を知りたいのか
  •  何がしたいのか

 といったようなことも考えます。活字が好きでたまらない人はともかく、にんじんも含めて多くの人はじっとして本を読むのがあまり好きではないと思います。それなのにどうして読むかというと、自分にとって役に立つからです。「本は読んでも読まされるな」ということです。既に誰か言ってそうですね。

 

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精読する本

 自分の「気になる」がわかってくれば、確実に名著にぶつかります。不思議なことに、ずばり知りたいと思っていることをまさに書いてくれている奇跡的なめぐり逢いが読書生活では起こります。

 にんじんにとっては「変化の原理」がそのうちの一つです。

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  もう何年間も何回も読み直している本がいくつかあります。そういう本は、読み直すたびに発見がありますし、他の本を読むときにも、その本のことを思い出します。

 精読する本が、根っこになって、少しずつ広がっていく感じです。「これが僕の大切な本です」というものが見つけてください( ◜ω◝ )

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