にんじんブログ

にんじんの生活・勉強の記録です。

MENU にんじんコンテンツを一望しよう!「3CS」

2022-01-01から1年間の記事一覧

健康は大事だね

健康は大事だ。身体的健康はすべての基本だ。 身体的健康とはなんらかの病気がないことをいう。 発病三要因は「生活習慣」「遺伝」「外的=ストレス、ウイルス等々」である。新型コロナウイルスがはやったこともあって、手洗いうがいはたいていやるようにな…

【二回目】にんじんと読む「フッサール現象学の生成」🥕

若きフッサールの探究の目が「意識の志向性」に向いたきっかけはいくつか考えられるが三点取り上げるなら、 (1)数学者ヴァイアーシュトラースとクローネッカー (2)心理学者ブレンターノ (3)意味と対象との区別ならびにイデア性の承認 ということに…

にんじんと読む「「がん」では死なない「がん患者」」🥕

栄養の観点からすれば、「がん」は代謝異常の病気といえる。代謝とは、『生命と維持するために必要なエネルギーを作ったり、筋肉などの組織を作ったりするために、私たちの体内で起こる生化学反応全般』のことである。がんはこの生化学反応を異常にしてしま…

(メモ)日本の歴史について

前日本史 縄文時代(1万2000年前~2300年前) 弥生時代(~250年頃) 古墳時代(~592年) 飛鳥時代(~710年) 奈良時代(~794年) 平安時代(~1185年) 鎌倉時代(~1333年) 建武の新政(~1336年) 室町時代(~1573年) 安土桃山時代(~1603年) 江…

にんじんと読む「だれもが偽善者になる本当の理由」🥕

私たちの行動が一貫性を欠くのは、「心」の成り立ちそれ自体に原因がある。「心」は多くのアプリケーションから成り立っている。iphoneアプリに見られるように、それぞれは独自の論理に従って駆動する。人の行動はどのアプリを使うかによって変わるので一貫…

にんじんと読む「ラポール 最強の心理術」🥕 

人とのかかわりは精神・身体の健康を維持するうえで重要な要素だとわかっている。どれだけ一人が好きだろうが、定期的に他人を関わらなければならないわけだ。19世紀のユーモア作家ジョッシュビリングスがいうように「孤独は訪れるにはいいところなのだが、…

にんじんと読む「日本史は逆から学べ 近現代史集中講義」🥕 ②

② ⇧ (勝ち続けの日本に非難集まる) 1970年代後半 日本はアメリカと並ぶ経済大国に オイルショックによる不況から脱した日本は安定的な経済成長へ。輸出好調。しかし欧米諸国は日本のやり方を非難。特にアメリカは貿易赤字を抱え、日本との外交問題へ。そこ…

にんじんと読む「日本史は逆から学べ 近現代史集中講義」🥕 ①

① 2012年12月 自民党第二次安倍晋三内閣 長期政権へ。 ⇧ (野党信頼失墜) 2009年8月 戦後初めての本格的な政権交代 → 公約実現できず、わずか3年で崩壊 ⇧ (与党信頼失墜) 2001年 小泉純一郎内閣の「聖域なき構造改革」 社会保険の本人負担増、非正規労働…

にんじんと読む「孤独力(こころライブラリー)」🥕

人間はなんらかの意味で他者に依存しなければ生きられない。しかし「孤独」には暗い側面とともに明るい側面もある。『精神の自律性は「ひとりの時間」の中からこそ育まれていく能力であり、いつも「群れ」て協調性だけに気をくばっているのでは、その力は細…

にんじんと読む「明治〈美人〉論」🥕

写真技術の到来は1848年(嘉永元年)長崎・ダゲレオタイプであり、撮影成功は1857年(安政四年)で島津斉彬を写したもの。幕末には既に知られつつあった写真技術が一般に普及したのは明治以降となる。『明治という新時代は、写真に限らず、さまざまな分野で…

にんじんと読む「現代哲学の真理論」🥕 ①~③

① 真理論が共有してきた前提は、それを『特定の文化や社会を超えた確固不動の何かに支えられた観念とみなす』ということであり、これはそれを否定するという意味で相対主義者や懐疑主義者も同様であった。ところが二十世紀に入り、このような前提そのものが…

にんじんと読む「仏教の真実」🥕

仏教は誤解されているぞ、というのが主な内容。 以下ではにんじんが注目した点のみまとめた。 「仏教の真実」 仏教は、神を信じない。『仏教はもともと「ブッダの教えを信奉する人びと」という意味でサンクスリット語(古代インドの言語)でバウッダと呼ばれ…

にんじんと読む「フッサール現象学の生成」🥕 序~第二章

序 フッサールにはじまる現象学は、テキストをきちんと読めばわかるもので、現代的意義を有していることが理解されるというのに、歴史的にはいつも批判ばかりされてきたしその批判を前提として議論を進めているような例も数多い。本書(「フッサール現象学の…

にんじんと読む「哲学へ ヤスパースとともに」🥕

万人の哲学と哲学者の哲学 人は誰しも哲学する。「哲学」というものを一義的に説明できないとしても、「哲学する」という人間のはたらきは万人に共通するものなのである。哲学とはphilosphy、つまりギリシャ語由来の””知を愛する””という言葉をもとにする。…

にんじんと読む「小説のしくみ 近代文学の「語り」と物語分析」🥕 第一章・第二章

第一章 テクストの相 物語について論ずるにあたり、ジュネットの三分法「物語内容story/物語言説narrative/物語行為narating」によって物語を三相に分けてみる。内容・語る工夫・語る行為の三相である。たいていの場合、物語を知ってるというのは物語内容…

『なぜ日本人は世間と寝たがるのか』『なぜ世界は存在しないのか』

なぜ日本人は世間と寝たがるのか 日本人には「世間」という人的関係が根底にあり、その上に建前としての「社会」が乗っかっている。一人ひとりは独立した個人だと建前としては認められているのだが、結婚式場に〇〇家✖✖家結婚披露宴と書いてあるように背後に…

にんじんと読む「唯識思想と現象学」🥕 第一部第一章第二節まで

唯識とは、「唯だ識のみが存在する」ということである。いわば、われわれの思う外界というものはなく、唯だ「識」というはたらきのみがある。これゆえに唯識思想は観念論であるとする通念が根強くある。だがこれは誤解である。唯識思想はそもそも執着を除き…

(メモ)ヤスパース ——— 「哲学とは何か?」の人

主観と客観 「抽象的で無益、空理空論、考えることに汗の匂いなく、実生活に役立たぬ。」 これが、哲学というものに対する一般的描像。若きヤスパースは大学の講義を受けながら、失望していた。これは本来的な哲学ではない、本来の哲学とは、『自然科学から…

にんじんと読む「自尊心の育て方」🥕 第三章、第九章

第三章 批評家を武装解除する 批評家をなんとかするためにはまずはそいつを発見しなければならない(第二章)。発見したら次は、その目的を明らかにすることだ。なぜそんな訳の分からぬことをささやいてくるのか? 実はこの目的こそが、批評家の「秘密」であ…

にんじんと読む「自尊心の育て方」🥕 第一章+第二章

第一章 自尊心の性質 『人間は自分がどのような存在であるかを定義し、そのアイデンティティが好きか否かを決める能力がある。自尊心の問題とは、人間のこの判断能力の問題である。』(自尊心の育て方―あなたの生き方を変えるための,認知療法的戦略)。アイ…